転生したら、爆豪勝己の幼馴染になっていた。2 (ページ29)

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第75話ページ29

Aside

オールマイト「さあ、戦闘訓練のお時間だ。」

天哉「先生。ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか？」

お、このロボみたいな人飯田くんだったんだ。すごいかっこいいコスチューム。

オールマイト「いーや、もう2歩先に踏み込む。敵退治は主に屋外で見られるが、統計で言えば屋内の方が凶悪敵出現率は高いんだ。」

そう言ってオールマイトは、今から私達に敵組とヒーロー組に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらうと言った。でも、このクラスは21人。2人ペアだと1人余るので、1つだけ3人のグループができる。

百「勝敗のシステムはどうなります？」

勝己「ぶっ飛ばしてもいいんスか？」

お茶子「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか…？」

天哉「分かれるとはどのような別れ方をすればよろしいですか？」

優雅「このマントヤバくない？」

うん…、最後のはちょっと意味わからないんだけど…。みんないっぺんに質問しすぎ…。

オールマイト「うぅぅぅぅん、聖徳太子ぃぃぃ！！」

そう言ってオールマイトはこぶしを握り締める。まあ当たり前だ。こんな一気に質問されて、それぞれに答えるなんていくらオールマイトでもね…。

すると、オールマイトはカンペ(？)を取り出して説明してくださった。

状況は、敵組はアジトのどこかに核兵器を隠している。ヒーローはそれを処理しようとしている。

ヒーローは、時間内に敵を捕まえるか核兵器を回収するかすればいいらしい。逆に敵は、制限時間まで核兵器を守るかヒーローを捕まえればいいんだって。

そして、ペアと対戦相手はくじだ。私はJチームなので、切島くんと瀬呂くんがチームメートだ。

A「よろしくね。切島くん、瀬呂くん。頑張ろう。」

私は小さくガッツポーズをして少し微笑む。

鋭児郎「おうっ、よろしくな上杉！///(上杉可愛いじゃねーか！///)」

範太「おっ、俺もよろしくな。///(やばいこの微笑の破壊力…///！)」

なんか2人とも赤くなってる。というか遠くからすごい視線を感じる…！

そう思っていると、もう対戦相手のくじが引かれることになった。

勝己と出久が対戦相手だとまずいんだけど…。どうか違いますように。

だけど、そんな願いは通じなかった。