転生したら、爆豪勝己の幼馴染になっていた。2 (ページ22)

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第68話ページ22

Aside

相澤「面白そう、か。ヒーローになるための三年間、そんな腹積もりで過ごす気でいるのかい？」

相澤先生はそう言いながら不敵に笑った。

相澤「よし、8種目トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し、除籍処分としよう。」

先生がそう言うと、みんな「はああああああ！？」と驚く。

入学初日に除籍って…！私自身もすごく不安なんだけど、それ以上に出久のことが心配だった。だって出久には個性が…！

相澤「生徒の移管は先生達の自由。ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ。」

A「！」

雄英の壁がこんなにも高いだなんて私は思ってもいなかった。

お茶子「最下位除籍って…！入学初日ですよ！？いや、初日じゃなくても理不尽すぎる！」

お茶子ちゃんは先生に訴える。でも、雄英は甘くない。

相澤「自然災害、大事故、そして身勝手な敵達。いつどこから来るかわからない厄災。日本は理不尽にまみれている。そういうピンチを覆していくのがヒーロー。」

相澤先生は淡々と話す。そして、私達のこれから3年間は苦難の日常だと。

相澤「更に向こうへ“Plus ultra”だ。全力で乗り越えて来い。」

当たり前だ。頑張らないと！

私はヒーローになるために…！大切な人を支えて守るために…！

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第1種目：50ｍ走

「位置について…よーい、(バン！」

私は雷の個性を使って飛び出し0．00000017秒という記録を叩き出した。

第2種目：握力

次は砂の圧を思いっきりかけすぎて、握力測定装置をぶち壊してしまった。やばいやらかした。←

第3種目：立ち幅跳び

3種目目は立ち幅跳び。あまり使ったことがない土の個性を使って土地を上に上げる。そこにのってから、風の個性を使って思いっきり飛ぶと、またもや∞だった。

第4種目：反復横跳び

こちらは氷の個性を使って滑りながら反復横跳びすると、120回を超えた。

これまで、私は好調にこなしてきた。次はソフトボール投げだ。でも、私はすでに測っているため、みんなの様子を見る。

お茶子ちゃんも私と同様∞を出した。流石だな。確かお茶子ちゃんの個性って無重力だったよね。

A「お茶子ちゃん、すごいね。感心しちゃった。」

お茶子「ありがとうAちゃん！でも、Aちゃんと変わらへんで。」

お茶子ちゃんとそう話していると、次は出久の番となった。