転生したら、爆豪勝己の幼馴染になっていた。2 (ページ14)

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第60話ページ14

Aside

数日後、雄英から手紙が届いた。

封を切り手紙を見る。すると、オールマイトの映像が流れた。

A「受か、った…。よかった…。」

敵ポイントもレスキューポイントもかなりの高得点だった。やっぱりあそこで響香ちゃんを助けてよかった…。

オールマイトが言うには、私は首席合格だって。そういえば前世もそうだったな…。でも、今まで頑張ってきて本当によかった。

私は早速お仏壇のところへと行き、両親の遺影に向かって報告した。

A「お父さん、お母さん。…私、雄英合格したよ。二人のおかげでここまで頑張れた。ありがとう。…これからも、二人の分も頑張るね。」

お父さんとお母さん、見ててくれてるかな…？

その後は謙信様の位牌だ。謙信様の位牌の隣には、「謙信様に生まれ変わった神様」として知られている、戦いの神「毘沙門天」の像がある。

A「謙信様…私は上杉家の名に恥じぬよう、弱き者を助け、謙信様のようにいろんな方に慕われる者になれるよう一層努力します。」

謙信様の位牌と毘沙門天の像に手を合わせる。本当に毘沙門天も、謙信様も強い人だ。私もいつかそうなれたらいいな…。

A「あ、やばいもうこんな時間。」

時計を見ると、もう10時30分を回っていた。もう寝ないと明日起きられない…！

私は自分のふかふかの布団にもぐりこんで眠りについた。

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翌日の朝

勝己「おいA！！起きろや！！！」

A「んん…あと2時間だけ…。」

勝己「堂々と遅刻しようとしてんじゃねぇ！！！」

そう怒鳴って布団を剥がれる。

A「ひゃ、寒い…。布団返してよ…。」

真冬なのに布団剝がされて、私は寒くて変な声が出た。すると勝己は顔を真っ赤にした。

勝己「っ！いいからはよ起きて着替えて出て来いや！！！///」

そう言って勝己は部屋の外へ出ていった。え、なんで？←

変だと思いつつも、制服に着替えて部屋から出る。部屋の外に行くと、勝己が待っていた。

A「勝己、おはよ…。朝ごはん食べた…？」

勝己「…まだ食ってねぇ。」

A「分かった。すぐ作るからちょっと待っててね。」

私は台所へと向かい、THE・日本の朝食を作り始めた。