第44話 ページ46
Aside
あれから数日たち、今日私は上杉家に帰ってきた。
焦凍くんとはあまり離れたくなかったけど、またすぐに会えると思う。
だけど、悲しみの連鎖はこれでは止まらなかった。
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今日も今日とて、お父さんとお母さんはヒーロー活動に行く。
今回は仕事の期間が短いから、轟家には泊まらない。焦凍くん達に会いたかったなぁ…。ちょっと残念。
父「じゃあA、行ってくるな。」
母「いい子にしてるのよ？」
玄関に行ってお見送りをする。今回も二人なら無事に帰ってくると思っていた。けど、なんだろう、この変な胸騒ぎ…。
A「(嫌な予感がする…。)」
何か悪いものが、私の背中にべったりとくっついているような感覚だった。
不安の表情を浮かべている私に、お父さんたちは言った。
父「大丈夫だ。俺たちは必ず戻ってくるから、安心して待っててくれ！」
母「そうよ！帰ってきたら、ハンバーグ作ってあげるからね！」
A「…うん……！」
そうだ。二人ならきっと大丈夫。私は二人の帰りを信じて待つんだ。
A「お父さん、お母さん。行ってらっしゃい！」
二人が無事に帰ってきますように。そう祈りながら私は二人の姿が見えなくなるまで手をふり続けた。
―――――――でも、呆気無くその願いは打ち砕かれてしまうのだった。
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Maimai - リクエストありがとうございます。もう少し物語が進んだら作らせていただきますね。これからもこの小説をよろしくお願いいたします！ (1月15日 21時) (
レス) @page30 id: 635df37f28 (このIDを非表示/違反報告)
H.M - とても面白いです！高校生になったら、「勝己が幼児化したら」という番外編やっていただきたいです。これからも頑張ってください！ (1月14日 6時) (レス) id: 35314696c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maimai | 作成日時：2023年12月25日 0時
