第39話 ページ41
Aside
勝己の家から帰ると、私は修行の成果を見てもらおうと、お父さんを呼んだ。
A「お父さん、宿題出来上がったから見てほしいの。」
父「ああいいぞ。さきに行って待っていてくれ。母さんも呼ぶか？」
A「うん、お願い。」
お父さんに頼んだら、私は速攻着替えて道場に走った。
お父さんを待っている間、私は忘れていないか少し個性の確認をした。
…うん。問題なさそう。いつでも来いお父さん。
父「準備できたか？俺を殺すつもりで来ていいぞ。」
A「はい。よろしくお願いします。お母さん、合図お願いね。」
母「わかったわ。では、並んで。始め！」
お母さんの合図と同時に、私はすばやく植物でお父さんを拘束する。
だけど、お父さんも火を出して植物を燃やす。
やっぱりそう来るよね。だけど、私にもまだ策がある。
植物の拘束が解けたと同時に、私は風で砂を飛ばし目くらましをさせる。
お父さんは目をつむりながら、水を出して宙に浮いていた砂を落とす。
ここだ！お父さんが目をつむっている瞬間に、私はすかさずお父さんの体に触れて、小さい雷を流した。さすがに大きい雷だと本当にお父さん死んじゃう。
すると、お父さんは動きを止めた。ちょっとしびれるように工夫を施したから、数秒の間は動けないはず。今だ！炎司さんに教えてもらって、一番極めた技を使った。
A「疾風斬！(しっぷうざん)」
風速が速すぎて斬る力が備わった疾風を思いっきり飛ばす。道場にも大きな切り傷が入ったのが見えた。
これならお父さんもダメになるはず。私もちょっと切り傷を負ったけど、手を当てずに止血し、すぐに傷口を塞ぐ。キャパオーバーはしてない。
私はしばらく風を飛ばし続けたら風を止ませ、お父さんの状態を確認する。
お父さんは少し血をにじませつつも笑顔でこう言った。
父「よくやったな、A。合格だ。」
A「本当…！？やった…！」
お父さんが合格と言ってくれた。今まであの辛い訓練に耐えて頑張ってきてよかった…！
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Maimai - リクエストありがとうございます。もう少し物語が進んだら作らせていただきますね。これからもこの小説をよろしくお願いいたします！ (1月15日 21時) (
レス) @page30 id: 635df37f28 (このIDを非表示/違反報告)
H.M - とても面白いです！高校生になったら、「勝己が幼児化したら」という番外編やっていただきたいです。これからも頑張ってください！ (1月14日 6時) (レス) id: 35314696c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maimai | 作成日時：2023年12月25日 0時
