第37話 ページ39
Aside
あれから、お菓子を少しいただいていると、私が好きな抹茶味の大きなクッキーを見つけた。
A「あ、抹茶だ。」
勝己「抹茶？なんだそれ。」
A「お茶の葉が乾燥して粉になったものだよ。苦いけど美味しいんだ。」
そう言ってクッキーを頬張る。味はまろやかで、とても美味しい。抹茶の香ばしい香りが最高だ。
A「ふふっ美味しいな。」
勝己「(ちっせぇ口でめっちゃ美味そうに食ってる…。可愛い///。)その抹茶っていうやつ好きなんだな。そんなに美味いんか？」
A「うん。1個しかないから、食べかけでよければ、勝己も食べる？」
勝己「は！？(間接キスじゃねぇか！でも、嫌じゃねぇ。///)じゃあ食う。///」
あれ、嫌だったのかな？でも、貰うって言ってくれてるし…。
A「はい。あーん。」
勝己「は！？←本日二度目(あーんってアウトじゃねぇか！？って俺なんでさっきからAのこと意識してんだ…？)」
勝己が顔を真っ赤にしながら、何かもんもんと考えてる。もしかして、本当に嫌なのかな…？
A「あれ、嫌だった…？(寂´・ω・`、)」
勝己「っ…///…嫌じゃ、ねぇ…///」
A「ほんと？よかった、はい。」
勝己が素直に口を開けてくれたから、食べかけの抹茶のクッキーを優しく勝己の口に入れてあげる。
勝己はクッキーを食べながら、美味しいのかまずいのかよくわからない顔をした。
A「どう？美味しい？」
勝己「…甘ぇ。」
え、甘い！？子供が初めて食べる抹茶を甘いっていうのを初めて聞いたんだが。
A「苦くないんだ。すごいね勝己。」
勝己「ハッ、なめんな。」
口に合ってよかったって思ってたんだけど、私は知らなかった。
勝己が甘いって言ってる理由を。
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Maimai - リクエストありがとうございます。もう少し物語が進んだら作らせていただきますね。これからもこの小説をよろしくお願いいたします！ (1月15日 21時) (
レス) @page30 id: 635df37f28 (このIDを非表示/違反報告)
H.M - とても面白いです！高校生になったら、「勝己が幼児化したら」という番外編やっていただきたいです。これからも頑張ってください！ (1月14日 6時) (レス) id: 35314696c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maimai | 作成日時：2023年12月25日 0時
