第33話 ページ35
Aside
道場に向かって稽古をすると、思っていたよりきつくて、辛かった。
すごく辛いのに焦凍くんはよく耐えられてきたなと思ったけど、私も負けじと頑張った。
こんな朝が10日くらい続き、私は自分で言うのもなんだけど、かなり強くなった。
最後に炎司さんに見てもらうと、「上出来だ。よくやった。」と言って、大きな手で頭を撫でてくれた。
個性の上手な使い方と、治癒の仕方を学んで、かなりコントロールできるようになったし、キャパオーバーも遠くなった。なんとか、お父さんからの宿題を完成させられてよかった…。
それからは、焦凍くんの隣に並んで、たくさん練習してさらに個性を極めた。
訓練を終えてから、体に付きまとっている汗をお風呂で流し、夜ご飯を食べる。すると、炎司さんのスマホがなった。
見てみるとお父さんからの連絡で、明後日、お父さんとお母さんが帰って来れるようになったみたい。
早く二人に修得した技を見せて、びっくりさせたいなぁ…。
轟家のみんなとの、残りの時間を大切にしていこうと思いながら寝た。
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時間はあっという間に過ぎ、とうとうこの日を迎えてしまった。
荷造りを済ませると、さっきから私の周りでわんわん泣く声が。
冬美「うぅっ…！Aちゃん…！寂しいよぉ…！｡°(°´ᯅ`°)°｡」
夏雄「また来てね…？(இ﹏இ`｡)」
燈矢「ごめんねAちゃん、ほとんど遊んであげられなくて…。(´･ω･`)」
みんな泣きながら「楽しかったよ。」「また遊びに来てね。」と言ってくれた。
燈矢兄さんはほとんど訓練に行ってたから、あまり関われなくて残念だったけど、みんなには本当に妹みたいにかわいがってもらったから、私も別れたくない。
A「みんな、本当の妹みたいにたくさん可愛がってくれてありがとう。私、ここに来れて本当に良かった。迷惑じゃなければ、また遊びに行くね。(*´꒳`*)」
燈矢/冬美/夏雄「「「うん！いつでも待ってるよ！」」」
どうしよう。本当に離れたくない。いつでも待ってるって言ってくれて、嬉しいなぁ…。( இωஇ )
そういえば、焦凍くんどこ行ったんだろう？焦凍くんにもお礼言いたいんだけどな…。
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Maimai - リクエストありがとうございます。もう少し物語が進んだら作らせていただきますね。これからもこの小説をよろしくお願いいたします！ (1月15日 21時) (
レス) @page30 id: 635df37f28 (このIDを非表示/違反報告)
H.M - とても面白いです！高校生になったら、「勝己が幼児化したら」という番外編やっていただきたいです。これからも頑張ってください！ (1月14日 6時) (レス) id: 35314696c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maimai | 作成日時：2023年12月25日 0時
