第30話 ページ32
Aside
あのあと、泣きじゃくる焦凍くんをしばらくの間抱き止めて、落ち着くのを待った。
焦凍くんは落ち着くと、うとうとし始めた。そうだ、もう9時回ってるのか。
もちろん私もキャパが近かったため、頭のクラクラはなくなったけど眠い。
A「もう寝る時間だ。こんな時間にごめんね、焦凍くん。お話してくれてありがとう。私、戻らなきゃ。」
そう言って立ち上がろうとすると、焦凍くんは目をこすりながら、私の腕をキュッと掴んだ。
焦凍「Aちゃん…。一緒に寝たい…。ダメ…かな…？」
焦凍くん…。一人だと寂しいかな…？
A「一緒に寝たいの？いいよ。ごめんね、狭いけどお布団入ってもいいかな？」
焦凍くんはコクリと頷いて、自分のお布団をめくって、私分のスペースを作ってくれた。
私はお布団の中に潜り込ませてもらった。
A「ありがとう。おやすみ、焦凍くん。」
焦凍「うん…。Aちゃん、おやすみ…。」
私が焦凍くんの頭を撫でながらそういうと、焦凍くんは私の手にすり寄ってきた。猫みたいで可愛い。
そして焦凍くんは睡魔に勝てなくて、私より先に寝てしまった。
私にも睡魔が襲ってきた。私も早く寝ないと。
焦凍くんの布団の中で私たちは眠りについた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 55人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Maimai - リクエストありがとうございます。もう少し物語が進んだら作らせていただきますね。これからもこの小説をよろしくお願いいたします！ (1月15日 21時) (
レス) @page30 id: 635df37f28 (このIDを非表示/違反報告)
H.M - とても面白いです！高校生になったら、「勝己が幼児化したら」という番外編やっていただきたいです。これからも頑張ってください！ (1月14日 6時) (レス) id: 35314696c2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Maimai | 作成日時：2023年12月25日 0時
