第24話 ページ26
Aside
ぐるぐる回って床に倒れこむ。目回ったけど楽しかった！
少ししたら、道場の引き戸を開けてお母さんが入ってきた。
母「ふふ、二人とも汗だくよ。ほら、タオルと麦茶。」
そう言ってお母さんはお盆に乗ったタオルと氷が入った麦茶をくれた。
父/A「ありがとう！」
首にタオルをかけて、冷たい麦茶が入った湯呑をグイっとあおる。
体に麦茶の冷たさが染み渡る。美味しい。
私がタオルで汗を拭いてると、お母さんがこんなことを言い出した。
母「そういえばあなた、Aにあのことは話したの？」
父「そういえばまだだ。」
あのこと…？一体何だろう？私はもう氷しか入っていない湯呑を置いた。
父「実は、お前をしばらくに轟家に預けようと思ってな。」
A「轟家…？預ける…？」
え？エ？ゑ？私捨てられるの！？←
母「もうあなた、Aが勘違いしてるじゃない！」
父「ははっ悪い！捨てられた子犬みたいな顔してたな。笑 お前のことなんか絶対に捨てないぞ！」
A「なんだぁ…。(´；ω；`)びっくりした。」
父「実は父さんと母さん、ヒーロー活動が増えそうなんだ。前よりも更に。さすがに5歳の子供を家に一人にしておくわけにはいかないから、俺の友達のエンデヴァーにお前を預けることにしたんだ。」
A「エンデヴァーって��2ヒーローの？」
父「そうだ！エンデヴァーに頼んだら「いいぞ」って。！轟家みんなお前を待っているとも言ってくれた！轟家、どうだ？」
A「そうなんだ…。嬉しいなぁ…。」
この家と二人と少しの間離れるのは悲しいけど、轟家のみなさんのお言葉に甘えさせていただこうかな。
A「わかった。轟家に行くよ。」
父「うむ、Aが了承してよかった！こっちも、彼なら安心してAを預けられる！」
母「そうね。A、さっそくなんだけど、明日から行くから荷物まとめてね？」
え、明日！？急すぎないですかお母さん！？
早く荷造りしなくちゃ！
A「わかった！お父さん、稽古見てくれてありがとう！失礼します！」
父/母「あぁまた来い！廊下は気を付けてな！/廊下で転ばないようにねA！」
私はドタバタと道場を出て長い外廊下を走った。
轟家かぁ…。早く行きたいなぁ…。
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Maimai - リクエストありがとうございます。もう少し物語が進んだら作らせていただきますね。これからもこの小説をよろしくお願いいたします！ (1月15日 21時) (
レス) @page30 id: 635df37f28 (このIDを非表示/違反報告)
H.M - とても面白いです！高校生になったら、「勝己が幼児化したら」という番外編やっていただきたいです。これからも頑張ってください！ (1月14日 6時) (レス) id: 35314696c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maimai | 作成日時：2023年12月25日 0時
