第21話 ページ23
Aside
A「出久、大丈夫？ごめんね、止めるの遅れちゃって…。」
出久「Aちゃん、ありがとう。Aちゃんは悪くないよ、僕のほうこそ、巻き込んじゃってごめんね。」
A「ううん、私は全然いいの。それより、ケガしてない？」
出久「ちょっとほっぺ軽い火傷したみたい。でも、そんなに痛くないよ！」
A「軽くても痛くなくても駄目。ちょっとほっぺ見せて。」
そう言うと出久は素直にほっぺを見せてくれた。軽いけど火傷してる…。
私は出久のほっぺの火傷に手を当てて、前に雨を降らせたときのように目をつむり心の中で、自然の癒しの力で傷が治るようにと念じた。
そうすると、私の手から緑色の光が出てきた。
その光が火傷にかぶさると、火傷がみるみるうちに治っていった。
初めて誰かに使ってみたけど、成功したみたい。
出久「あれ？もう痛くない？Aちゃん、何をしたの？」
A「これはね、自然の癒しの力を使って治癒したの。ちょっと前から練習してたんだけど、あまり自信なくて…(；´∀｀)。初めてやったけど、治ってよかった。」
出久「そうだったんだ…！ありがとうAちゃん！Aちゃんは僕のヒーローだね！」
A「ヒーローなんて大げさだよ。私は当然のことをしただけだから。」
出久「でも！あ、あの、僕、絶対にAちゃんのヒーローになるから！
僕が立派なヒーローになるまで見ててくれる？」
A「！うん、もちろんだよ！」
出久なら絶対になれるよ。私じゃなくて、みんなのヒーローに。
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Maimai - リクエストありがとうございます。もう少し物語が進んだら作らせていただきますね。これからもこの小説をよろしくお願いいたします！ (1月15日 21時) (
レス) @page30 id: 635df37f28 (このIDを非表示/違反報告)
H.M - とても面白いです！高校生になったら、「勝己が幼児化したら」という番外編やっていただきたいです。これからも頑張ってください！ (1月14日 6時) (レス) id: 35314696c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maimai | 作成日時：2023年12月25日 0時
