第20話 ページ22
Aside
勝己が音楽教室に入ってしばらくたった。
勝己と音楽やるのはすごく楽しい。勝己も楽しんでくれてるみたいでよかった。
それとは関係ないんだけど、勝己がなぜか出久のことをいじめるようになっていった。
最初はなんでいじめるのかわからなかったけど、最近なんとなく勝己が出久をいじめる理由がわかった気がする。
出久が『無個性』だから。
私が出久と勝己を比べるのはおかしいけど、出久はちょっとドジっ子だ。
勝己から『デク』っていうあだ名をつけられてみんなからもからかわれている。
それでも、出久は努力家で憧れのオールマイトに向かって頑張ってる。
それに対して勝己は何でもできる才能マンだ。
多分、「俺が一番なんでもできる、デクは一番何もできない」っていう気持ちがどんどん膨らんでいっていじめるようになってしまったのかもしれない。
ある日、勝己がひとりの男の子をいじめた。そしたら、出久が出てきていじめられっ子をかばって勝己に立ち向かった。
出久「ひどいよ、かっちゃん…！泣いてるだろ…！？これ以上は僕が許さないぞ！」
勝己「『無個性』のくせにヒーロー気取りかデク！！(BOMB！｣
出久「痛っ…！」
A「やめて、勝己。(ガシッ」←勝己の手首をつかんだ音
出久がいじめられているのを見るたび私は出久を助けていた。
勝己「っせーな、お前には関係ねーだろA！」
A「関係なくないよ。嫌がってるでしょ？ヒーローになるんだったら、そんなことしないでよ。」
勝己「ッチ、仕方ねーな。(パシッ」
勝己は私の手を振り払って、悪態をつきながらもやめてくれた。そして、舎弟(？)の子たちを連れてどこかに行ってしまった。
最初にいじめられていた子もどこかに行っちゃった。守ってくれた出久にお礼くらい言えばいいのに。
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Maimai - リクエストありがとうございます。もう少し物語が進んだら作らせていただきますね。これからもこの小説をよろしくお願いいたします！ (1月15日 21時) (
レス) @page30 id: 635df37f28 (このIDを非表示/違反報告)
H.M - とても面白いです！高校生になったら、「勝己が幼児化したら」という番外編やっていただきたいです。これからも頑張ってください！ (1月14日 6時) (レス) id: 35314696c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maimai | 作成日時：2023年12月25日 0時
