第9話 ページ11
Aside
私が幼稚園に入園してしばらくたった。
たまに、勝己や出久を家に招いて遊んだりもするようになった。
だけど、両親はプロヒーローだから、忙しくてあまり私と遊ぶ暇がない。
父「A、何か欲しいものあるか？」
A「え？急にどうしたのお父さん？」
母「A、私たちはヒーローだから、あなたと遊ぶ暇を作ってあげられなくて、すごく申し訳ないと思っているの。だから、私たちがいない間、Aが遊べるようなものを用意しようと計画を立てていたの。」
A「そうだったんだ…。ありがとう、お父さん、お母さん。……じゃあ、一つだけお願いしてもいい？」
父「あぁ。なんでもいいぞ。」
A「クラリネットがいい。」
母「まぁ、あの楽器のクラリネット？いいじゃない！ねぇあなた！」
父「そうだな！というか、クラリネット以外の楽器も買ってあげるぞ！」
A「え…？でも、楽器ってすごく高いよ？私、クラリネットだけでも十分だよ。」
父「いや、自分で言うのもなんだが、俺たちはプロヒーローだから、結構お金持ってるぞ！」
まぁ確かに…。私の住んでる家は、前世では考えられないくらいの豪邸だ。
こんなところに住んでるのは、お金を持ってるお父さんとお母さんのおかげだな。
でもそれだけじゃなくて、私はあの有名な戦国武将の「上杉謙信」の遠い子孫に生まれたみたい。
前世で戦国武将(特に上杉謙信)が大好きだった私はもう嬉しすぎて飛びそうだった。
母「そうよA。こういう時ぐらい、遠慮しないで？ね？」
A「……本当にいいの？クラリネット以外も…？」
父「あぁ！さっそく買いに行こう！」
母「だってA。よかったね。」
嬉しい…。(இωஇ)お父さんもお母さんも優しすぎる。この二人の子供で本当に良かったって、改めて感じるなぁ…。
A「うん！お父さん、お母さん、ありがとう！」
私は精いっぱいの笑顔を浮かべた。
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Maimai - リクエストありがとうございます。もう少し物語が進んだら作らせていただきますね。これからもこの小説をよろしくお願いいたします！ (1月15日 21時) (
レス) @page30 id: 635df37f28 (このIDを非表示/違反報告)
H.M - とても面白いです！高校生になったら、「勝己が幼児化したら」という番外編やっていただきたいです。これからも頑張ってください！ (1月14日 6時) (レス) id: 35314696c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maimai | 作成日時：2023年12月25日 0時
