私のお嫁さんになってください。【 竈門炭治郎 】

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……ていうか、もう炭治郎に会いに行けばいいんじゃないか?
善逸にも直接聞けって言ってたし、さっきもどこか行かれたし。
自分から行けば逃げ場は無い‼


我ながらナイスアイデアだと思う。









「おい伊之助‼私を殴ったんだから炭治郎の居場所を教えろ‼」

「はあ〜〜ん⁇なんで俺様が……」









ブツブツ言いながらも、伊之助は私の手を強く握って引っ張ってくれた。
ゴツゴツしてて、ぽつぽつ豆が出来てる手。
こうして握ってみると、やっぱり男の子なんだなあ。
あんな顔なのに。









「伊之助って手ェカッコいいね」

「……そ、それは褒めてんのか?」

「うん、褒めてるよ一応」









そう言うと、伊之助は黙りこくる。
そして周りにほわほわしたのが飛んでいた。なにこれ。








「俺をほわほわさせんな貧乳!!!!」

「えっっ、は何⁇ガチで刺すよ⁇」









握っている手をブンブン振り回して、そんなことを言われた。
……コイツ照れたんだな。








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