奏〜君がくれたもの〜

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「壱馬くん嘘だよね？









お願いだから嘘って言って!!」









壱馬「嘘じゃない









それにこんな嘘つかへん」









「な、ん…で(泣)









翔太くんすごく頑張ってたのに









なんでなの!!」









樹「Aちゃん」









「翔太くん私にすごく優しくしてくれたの(泣)









FANTASTICSさんとあんまり接する機会が









なかったのにいつも廊下であった時は笑顔で









話しかけてくれてお見舞いに言った時も笑顔で









私の話し聞いてくれた









辛いのにずっと笑ってくれてた









弱音なんか吐かずに絶対勝つからって









治ったら翔太くんのヘアメイクするって約束したの









なんで翔太くんを連れてっちゃったの？









神様は意地悪だよ」









陣「Aちゃん









俺らは翔太のために前を向いて翔太の分まで









生きなあかん









みんなで翔太の夢を叶えてやろ









きっとそれが俺らが翔太のために出来ることやと









思うから」









「…そうだよね









今すぐには無理だけど頑張る









またどこかで翔太くんに会えるよね









だってFANTASTICSさんは9人でFANTASTICSさん









なんだもん









翔太くんがいなきゃFANTASTICSさんじゃ









なくなっちゃうもんね」









陸「偉いねAちゃんは」

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