奏〜君がくれたもの〜

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臣side









〜過去〜








母「Aいつになったら起きるの？









　 お母さん何度も呼んでるのよ“ポンポン”」








「お母さんおはよ〜(-_-)zzz」








母「おはよ笑」








「？お母さん今、なんて言った」








母「？おはよって言ったのよ」








「？まあいいや








　ご飯食べよ」








母「今日はサンドウィッチよ」








「臣にぃ、お父さんおはよ〜!!









あっ、サンドウィッチだ！美味しそ^o^」








臣「朝から元気だな笑」








「臣にぃ、なんでテレビ音出てないの？」








臣「？普通に音出てるぞ」








母「Aお母さんたちの話てる声聞こえる？」








「お母さんどうしたの？そんな怖い顔して」








母「今日この子を耳鼻科に連れて行ってくるわ」








臣「A耳聞こえねぇえの？」








母「多分」








この日からAは耳が聞こえなくなった








まだ9歳になったばかりだった








クラスメイトも最初はみんな








優しくしてくれていたらしい








でも、徐々にいじめられるようになった








始め玲於は守ってくれていたらしいけど








クラスの何人かに脅されて次第にAを








守るのをやめ傍観者になっていた








そして小5のときには不登校になり外に出なくなった








そしてAは家族以外信用できなくなった








家族以外の人の顔も見れなくなりテレビも








Aの前ではつけなくなった

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