奏〜君がくれたもの〜

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玲於くんが遊びに来てくれるようになってから1ヶ月









少しずつだけど確実に心を開けるようになった









そんな私の姿を見て臣にぃが家に今市さんを









連れて帰ってきた







隆二「キミが臣の妹のAちゃん？









　 ちょーかわいいじゃん」








どうしよう







玲於くんといるときはこんなのならないのに









玲於くん以外だとやっぱりまだ怖い









今市さん全然悪い人じゃなさそうなのに









隆二「あれ？反応無い」









臣「やっぱまだ早かったか〜









　 わりぃ、隆二









　 まだ、人と関わるのに慣れてなくて」









隆二「そーなんだ！なら仕方ないね(^^)」









何を話してるかは全くわからなかったけど









きっと私の話だろう








今市さんは笑ってるから怒ってないのかな









隆二「Aちゃん、今市隆二だよ！









　 はじめまして(^^)









　 臣にはいつもお世話になってます」









今市さんの口が急にゆっくりになったから









行っている言葉を全部読み取ることができた









臣にぃがなにか言ったのかな？









今市さんほんとにいい人そうだな









心を開けられるかな？

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