HIGH&LOW THE WORST2

27 ページ29

.








楓士雄｢目は もう治ったのか？
ドロッキー
目が治ったら 一番に予約入れてたよな？｣



ｶﾗﾝｶﾗﾝ


轟｢鳳仙と？
お前 鬼邪高のアタマになんだろ？
そんな奴が
俺に“喧嘩 手伝え”って 頼みに来んのか？｣

楓士雄｢正直 どんな奴らか知らねぇけどよ
でも みんなが動揺してんの見てっと
バカな俺でも
こりゃ 一筋縄じゃいかねぇんだな〜ってのは
わかっからさ｣


ｶﾗﾝｶﾗﾝｶﾗﾝ


楓士雄｢ええー!?
ええ〜…｣

楓士雄｢お前が今まで どんな奴らと
喧嘩してきたか知らねぇけど
間違いなく
鳳仙は その中でも最強だ
足を引っ張るんじゃねぇぞ｣


ｶﾗﾝｶﾗﾝ


楓士雄｢ああ…｣





｢兄ちゃん
明日 鳳仙と喧嘩すんだけどさ
頃合いみて止めに入ってほしいんだけど｣

村山｢なんで？｣

｢もともとダウトにいた奴らが
レッドラムさばいてんだけどさ｣

村山｢牙斗螺でしょ｣

｢なんで知ってんの!?
まあ いいや
そう その牙斗螺が鳳仙に化けて
仲間に手出しやがった
明日 牙斗螺がどっかから見て
いい感じに決着がつきそうになったら
あいつら帰ると思うから止めに入れ
意味のねぇ喧嘩は誰かが傷つくから｣

村山｢Aちゃん 大人んなったね｣



鬼邪地区



有剣｢はい とうちゃ〜く｣

仁川｢…っしゃあああ！｣

『『ウラァァァァ!!』』




楓士雄｢ドロッキーよ
これが終わったら 俺と決着だからな
もう怪我すんじゃねぇぞ｣

轟｢フッ｣

｢轟よりも楓士雄のほうが怪我しそうなんだけど｣

司｢なんでいんだよ A｣

｢え いるでしょ 普通
私も 鬼邪高生なんだから｣

清史｢勘違いすんじゃねぇぞ
クスリばらまいた共通の敵が
一致しただけだからな｣

中岡｢お前の相棒がやられなきゃ
よかっただけの話だろ｣

清史｢なんだと！ チビこら！｣

｢喧嘩する前に喧嘩すんなよ｣

芝マン｢雑魚同士
小競り合いしてんじゃねぇよ！｣

清史｢どっちが雑魚だ この野郎！
殺すぞ！｣

司｢おい！ やめろ｣

｢清史さー 沸点 低すぎ
喧嘩する前からキレてんじゃねぇよ｣

司｢…お前は帰れ｣

｢心配しなくても大丈夫
ジャム男より強いから｣

辻｢比べるレベル低すぎんだろ それ｣

｢じゃあ 鳳仙のアタマと互角に
やり合えるぐらい 強いよ？｣

楓士雄｢今日の喧嘩は Aの実力が
どれくらいのもんか 期待大だな 司｣

司｢…｣

ジャム男｢おーい！
き 来ました！
き 来ました！ ほ…鳳仙
鳳仙 来ました！｣

28→←26

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す