HIGH &LOW THE WORST

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村山｢誰かをたててNo.2になろうとしてる男と
1番を目指した結果No.2になった男
どっちがいいかバカでもわかんだろ
Aちゃん今日は来んな
学校にいろ｣

｢は？｣

村山｢今日は絶対に守りきれる自信がねぇ
眠れる獅子ちゃんの傍にいてやれ｣

｢兄ちゃん｣





｢司あのさ｣

中越｢カッコ悪ぃことしてんじゃねぇぞ!!
誰がそんなこと頼んだ、ああ？｣

『喧嘩は勝ちゃいいって言ったじゃないっすか』

中越｢意味が違ぇんだよ!!
やるなら拳使え
見せもんじゃねぇぞ｣

高城｢あ？｣

中越｢てめぇは屋上の心配でもしとけ｣

高城｢チッ｣

｢あ、司待って｣



高城｢おい、どうした｣

信田｢泰志やっぱ強ぇわ｣

北林｢ジャム男大丈夫か？｣

高城｢ジャム男｣

｢ジャム男｣

高城｢おい、ジャム男｣

｢ジャム男すごい怪我｣

高城｢泰・清の野郎｣

ジャム男｢これで司さんが仕返しに行ったら
俺ちょーカッコ悪いじゃないっすか｣

高城｢ジャム男｣

ジャム男｢俺のために皆が助けに来てくれたんすよ
今俺死ぬほど痛いっすけどちょー嬉しいんです
喧嘩って勝ったってお金貰えるわけじゃないし
痛いだけだけど
でも、この痛みとか勝った時の名誉って
今しか味わえないんすよ
それを今皆で味わってる
それが最高に嬉しいんです｣

信田｢泰志以外は大したことねぇよ｣

北林｢ばぁかこれに清史が加わんだぞ｣

ジャム男｢うちには司さんと
Aさんがいますよ｣

高城｢皆少し時間をくれねぇか
A一緒に来てくれ｣

｢いいけどどこに行くの｣







高城(いつからだろう
誰に言われるわけでもなく無理という2文字だけで
自分の限界を勝手に決めてしまうようになったのは
そう限界なんて自分の頭の中にしかないんだよ
ごちゃごちゃ考えるより俺達は)






高城｢楓士雄、久しぶりだな｣

｢…楓士雄｣

花岡｢司？A？｣

｢楓士雄!!ずっとずっと会いたかった｣

花岡｢連絡しなくて悪ぃな
2人ともこんな田舎までどうした？｣

高城｢お前に頼みがある
1回タイマンはってくれ｣

｢司何言って｣

花岡｢悪ぃけど今はそんな気分じゃねぇんだ｣

高城｢頼む｣

花岡｢お前がそんなこと言うなんて
よっぽどなんだろう｣

高城｢おら｣

｢司!!｣

花岡｢今の俺は手加減できねぇぞ｣






高城(こいつで答えをだす
そうだよな楓士雄)

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