貴方Side ページ28
名前「変だと思わない!?」
ただ今夏海と紗衣に相談中
夏海「嫌味かよ」
紗衣「鈍感だね」
名前「意味わかんない!」
夏海「私帰るわ。ごめんね」
名前「えっ?どうしたの夏海!!」
紗衣「夏海は片寄さんのことが好きだったんだよ
でも、片寄さんが名前のこと好きって
わかって傷ついてんだよ」
名前「なんで涼太が私のこと好きっていうことに
なってんの?」
紗衣「…はぁー。まじ鈍感
普通好きな人じゃないとキスしません!
だから片寄さん以外の3人も名前のこと
好きなんだよ」
名前「…ええー!!嘘でしょ!?」
紗衣「多分間違ってないと思う」
名前「あっ、夏海に謝ったほうがいいよね」
紗衣「やめときな」
名前「なんで?」
紗衣「失恋してる時に好きな人の好きな人と
普通喋れないよ
しばらく連絡しないほうがいいかもね」
名前「…そっか。悪いことしちゃった」
紗衣「名前のせいじゃないよ
…あとさ、私明日から大阪に
引っ越すことになったの
ほんとはもっと早くに言おうと思ってて
でも、言いづらくて
…いきなりでごめんね」
名前「いつから?いつから決まってたの?」
紗衣「名前が佐野さんとご飯に行った時
夏海には言ったの
でも、名前にはなんか言えなくて」
名前「ひどいよ。友達だと親友だと思ってたのに
そんな大事なこと黙ってたなんて
そんなに私の、私のこと嫌いなんだね
さよなら、もう会うこともないよね
良かったね私の顔見ないですむから」
これで私達の友情は終わっちゃった
玲於助けて
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作者名:岩谷玲於 | 作成日時:2016年2月23日 18時