2話 ページ3
A「着いてしまった……」
勘で歩いていたら高校についてしまった。
A「本当に烏野高校って書いてる……!」
着いたはいいものの、クラスも分からない。
A「うーん……」
?「あ!A!!」
A「え?……!!!!!」
ハイキューの主人公。
日向翔陽。
日向「何してんの?」
A「今、名前…呼んだ…?」
日向「呼んだけど、どうかした?」
A「私のこと知ってるの?」
日向「知ってるって友達だろ?とりあえず早く教室行こう!!」
手を引いて教室まで行ってくれる日向。
A「えっ、幸せ。」
日向「なんか言った?」
A「何にもないよ。」
冷静を装いつつも頬が緩んでしまう。
先生「はい、お前ら遅刻。」
日向「は!なんでっすか!」
先生「チャイム鳴り終わってるって、早く席つけ。」
今までのことを振り返るとやっぱりここは
ハイキューの世界。
そしてアニメヲタクに迫られる二択は
キャラとガンガン絡む
or
モブになって遠くから見守る
ガンガン絡みたい気持ちは山々だが、
そんな勇気はない。
A「ここはやはり、モブキャラということで……」
日向「なー!A、頼み事があるんだけど」
A「は!え!なに!」
日向「バレー部のマネージャーやってくれよ!」
A「え」
今決めたとこじゃん。モブになるって
でもこれは千載一遇のチャンス。
A「うんんん」
モブであると決めたんだ!!!
A「ごめんね、日向。私はモブでありたいの。」
日向「モブ?なにそれ?」
A「こっちの話。」
日向「頼むよ!」
日向がうるうるした瞳で訴えてくる。
A「やらせてください。」
日向「ほんと?ありがとう!!」
やってしまったぁ……
日向「今日暇?先輩達に紹介したい!!」
A「今日!?気持ちの整理がついてないんだけどぉ!」
日向「まぁ!合宿も手伝ってくれてるし!初対面じゃないから大丈夫!」
影山「日向ボゲェ!ちょっと来い!」
A「か゛げ や゛ま゛く゛ん」
日向「ごめん、ちょっと行ってくる!」
私、今日死ぬ?
あれ、影山だもんね、そうだよね。
A「M字前髪可愛すぎか……っ」
ばち……
え!!今目あった!むり!!!
影山「っうっす……」
A「天に召される。」
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おしお | 作成日時:2020年11月22日 0時