第51話 ページ10
モストロ・ラウンジ____
ここは学内で生徒が経営しているレストランだ。
まるで、水族館のようである。
そこで、ここの軸足となる三人が会話していた。
フロイド「ねぇ、ジェイド〜つまんない。なんか面白いことないの？」
ジェイド「面白いことですか…そうですね、あの時以来、ありませんね」
片方はは気だるそうな顔で、もう片方はニタついたようなすこし悪気がある笑顔を浮かべながら話していた。
フロイド「あの時…あー、グラちゃんね！ジェイド、ちゃんと連絡先入れたよね」
(グラちゃんについては最初のシリーズのジェイドsideをご覧下さい。)
ジェイド「勿論。ヘマはしませんよ」
アズール「そこの二人、何仕事をサボっているのです。お客はまだたくさんいるのですよ」
泣きボクロにメガネといった格好をした男はここの当支配人である、アズール・アーシェングロットだ。
まゆを八の字にしてイラつかせている。
アズール「全く、一体何を話していたのですか」
ジェイド「おや、仕事をしろと言ってたのに、話すのですか？」
アズール「その、グラなんとかが気になるんです。商業に関することなら尚更」
そう言い終えるとメガネをクイッとあげた。
フロイド「そんなのじゃないよ。えっとね…」
アズール「あぁ、お前達が仕事に遅れたときのことか。でも、お前達は滅多に興味が湧くことなんてないだろ。どんな人だったのですか？」
アズールが尋ねると二人は双方の顔色を見ながら、
一人は何も考えてないような、一人は静かな笑いが込み上げていた。
フロイド「えー…なんでだろ」
ジェイド「同意です」
アズール「はぁ。まぁ、いいです。その人がここに来てくれれば姿を拝見できます」
その言葉が実際に起こるとはまだ知らなかった三人であった。
ジュン「イデアさん！早く早く！」
イデア「ちょ、待ってよ…」
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ベル2号(プロフ) - ありがとうございます！すみません、コメントしなおして。 (2022年7月29日 9時) (
レス) id: 6656815cbb (このIDを非表示/違反報告)
太宰、乱歩などの頭脳派推し - ども！こんにちは。けーくん大好きで尊すぎて死にそうです。更新頑張ってくださいね！友達居ない陰キャです。 (2022年3月17日 11時) (レス) @page11 id: 6e38a4139d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴェルレエヌィマ | 作成日時：2022年1月29日 10時
