第50話 ページ9
「僕、モストロ・ラウンジへ行きたいです」
そう言うと、イデアさんはこちらを向いたまま口が開いていた。目もぱっちりと。
イデア「…ん？良く聞こえなかったな？もっかい言ってもらえる？」
ジュン「だーから！モストロ・ラウンジへ！行きたいんです！」
聞こえるように言うと、イデアさんは開いていたパソコンをバシンッ！！と音をたたせて閉じ、
こちらにドスドスと歩いてきた。
のびぃ〜
…イデアさんは僕のほっぺを伸ばした。
いっ
ジュン「いっ…いひゃあいふぇふ」
伸ばしている手は僅かに震えていた。
イデア「は！？な、何言ってるの！あんなとこに行ったら命はないよぉ！」
ジュン「は…で、でも、お願いしますぅ」
言うとおりイデアさんは口を噛み締めて目をキョロキョロさせていた。
締めが悪くなったのかイデアさんは溜息をつき、
自分のデスクトップへとまた向かった。
そして机からなにかを取り出し、僕へと渡した。
イデア「これ、割引のカードあったから。…仕方ない。一緒に行こうか」
ジュン「あ、はい！ありがとうございます！」
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ベル2号(プロフ) - ありがとうございます！すみません、コメントしなおして。 (2022年7月29日 9時) (
レス) id: 6656815cbb (このIDを非表示/違反報告)
太宰、乱歩などの頭脳派推し - ども！こんにちは。けーくん大好きで尊すぎて死にそうです。更新頑張ってくださいね！友達居ない陰キャです。 (2022年3月17日 11時) (レス) @page11 id: 6e38a4139d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴェルレエヌィマ | 作成日時：2022年1月29日 10時
