第27話 ページ27
僕が目覚めた少し後、ヴィル様にカンカンに怒られた。
皆も心配している。ごめんね。
僕は今、輝石の国の総合病院に入院しているらしい。
毎日、母さんや父さん、ヴィルちゃんたちがお見舞いに来てくれる。
そんなある日、母さん達から何かを渡された。
少し赤みのかかった液体が入った小瓶だった。
ジュン「母さん、これは？」
母「あなたの心を落ち着かせるお薬よ。母さんが作ったの」
ジュン「母さん薬作れるんだ」
母「これでも一応魔法士だものﾄﾞｬｯ」
ジュン「それじゃあ…」
ゴクッ、ゴクッ…
その薬を飲むと体が内側から暖かくなってくる感じがする。
これが薬の効果か…
ジュン「有難う。母さん」
母「貴方のためならお安い御用よ。じゃあ、母さんは仕事があるからまた明日ね」
ジュン「うん。またね」
そして静寂。
そうだ。あの人に…
ジュン「おい。聞こえてる？」
神「…お。お前、大丈夫なのか」
ジュン「なんとか。あと、改めてだけど、有難うな。此処に戻してくれて」
神「…フン‼︎ 君も気をつけてよね」
ジュン「ハハッ」
神「あと、ずっと見てたんだけどさぁ、一ついい？」
ジュン「何だ？」
神「その母親から貰った薬、ちゃんと重宝しとけよ。お前にとって大事“かも”しれないからな」
ジュン「え？あ、あぁ」
そこで通話は切れた。
…“かも”とは…
神side
やはり、あの母親、もう気づいていたのか。
さすが五代魔法士の1人だな。
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ベル2号(プロフ) - DMRさん» ありがとうございます！めちゃくちゃうれしいです！ (2022年8月2日 21時) (
レス) id: 17ee8604aa (このIDを非表示/違反報告)
DMR - この作品....最高........好きです！（突然の告白）今まで読んだ中で一番印象に残ってます！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))♡ (2022年8月2日 19時) (レス) @page8 id: 44b715b917 (このIDを非表示/違反報告)
ヴェルレエヌィマ - モブ屋腐宇陀さん» 有難う御座います！ 夢主はオタクです！ (2022年1月11日 16時) (レス) id: 7c6b1438f9 (このIDを非表示/違反報告)
モブ屋腐宇陀(プロフ) - 内容が自分の好みで続気が楽しみです！アンケートはイグニハイドがいいです！(夢主君がオタクだからイデア氏と気が合うと思ったからです)応援しています！無理のない範囲でがんばってください！ (2022年1月11日 2時) (レス) @page30 id: d6083282d8 (このIDを非表示/違反報告)
ヴェルレエヌィマ - アイチさん» 有難うございます！ 更新頑張ります！ (2022年1月10日 18時) (レス) id: 7c6b1438f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベル2号 | 作成日時：2021年12月27日 18時
