サバゲー日和* ページ42
*
《ヒットォ!!》
《あそこに2人います》
今日は身内ばかりが集まるサバゲーに参加している。
｢やっぱり妹者じゃねぇか!｣
｢やられましたなぁ｣
｢もー俺の事なんてすーぐ打つんだから｣
『いやー、スパイ楽しかったですよ』
私が暗躍するスパイ戦が今終わったところ。
わちゃわちゃと会話しながらネットを潜る。
《次はカウンター戦でーすｯ》
『あ、あたし赤だな』
｢あーじゃあ妹者俺達の敵か｣
『容赦なく撃たせてもらいますわ』
待ってるわと笑う3人に手を振り赤チームのカウンターが置いてある陣地まで小走りで向かう。
《それではカウンター戦始めまーす》
｢妹者さん敵見えます?｣
『あそこの黒幕に2人と、30ｍの辺りに1人いますね』
｢了解、とりあえず釘付けしときますね｣
味方の人と情報共有しつつ、弾幕で釘付けにする。
『ワンダウン』
《hit!!》
｢ナイス〜｣
『うぁ、ひっとぉ！』
味方もダウンは取っているものの、だいぶ押されてるらしいカウンターが3桁になっている。
｢2BROさんがめっちゃ前線いるんだよね｣
｢大丈夫、こっちにも2BROいるから(笑)｣
見知った顔がカウンター周りで作戦を練っていたので参加すると、みんな揃って私を見る。
｢ちょっと妹者ちゃん、やってきて｣
『ﾊﾊｯやりましょう。どこいますか?』
あそこと指差す先には私と色違いで三原色の骸骨マスクがチラリ見える。
『こっちはゲスく行きましょうか』
と笑うと味方達を背に少しずつ前進する。
これは身内のみのサバゲーでしか出来ないこと。
『おにいちゃーん!!……だいすきーっ!!』
叫ぶと反射的にピクリ浮かび上がってくる赤と青のマスクを撃ち抜く。
｢ひっとぉ！｣
｢hit!!｣
｢｢それはずるいわ!!｣｣
『んははｯ』
2人の叫び声と共に、味方にハンドサインを出し前線を上げていく。
『今おっつんだけなんで行けますよ』
｢了解｣
GOサインを出して、自分も屈み移動でおついちさんがいるバリケードまで前進する。
｢ちょっとあんた達早く帰ってきてぇ｣
『おっつんどーも!』
｢うぁｯ?!……ひっと!!｣
一瞬後ろを向いた隙に足に打ち込む。
《5秒前!……4……3……2……1……終了です!!》
｢妹者ちゃんが戦線あげると上手くいくよね｣
｢御三方を抑えられるからね｣
3人が下がったことで動きやすくなった赤チームが僅差で勝利した。
サバゲー日和
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おかゆ*(プロフ) - 氷狐さん» 返信遅くなって申し訳ありません。良くお気づきになりましたね（笑）わかる人には分かるかなと作ってみました (2019年8月28日 5時) (
レス) id: 8572672a4d (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - お伽噺のやつオオカミは赤ずきんに恋をした(っだっけ?)を元にしてます? (2019年7月6日 14時) (レス) id: 7f7f2a9d56 (このIDを非表示/違反報告)
ツグミ(プロフ) - そうなんですね！！！では気長に待ってます！！！ (2019年2月24日 13時) (レス) id: 85f43de58c (このIDを非表示/違反報告)
おかゆ*(プロフ) - ツグミさん» ありがとうございます!とりあえず今1話目を書いているので書き終わり次第公開にするつもりなので、少々お待ち下さい! (2019年2月24日 13時) (レス) id: 0a5b73d94d (このIDを非表示/違反報告)
ツグミ(プロフ) - 妹者インカミン3突入おめでとうです！あ、3を見ようとしたらパスワードかかっててみれませんでした！すごく楽しみなのでパスワード教えてくれたら嬉しいです！！！お願いします！！ (2019年2月24日 11時) (レス) id: 85f43de58c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかゆ | 作成日時：2019年2月6日 20時
