春 ページ29
和side
だんだん暖かくなってきた。
と言っても、俺は相変わらずゲーム三昧の日々。
今日も楽屋でゲームだな…。
なんて歩いていると。
『♪はーるが来た、はーる来た、どーこーに来たー』
何やら後ろから近づく、ご機嫌な歌い声。
この声は、我らが姫、愛すべき紅一点Aさんのもの。
和「はーい、何ですかAさん」
『私にも春が来たよ！』
和「___ぇ？」
一瞬頭がフリーズする。
Aの言葉が、頭の中をぐるぐる回る。
「春が来た」恋人が出来た、とかいうシチュエーションで使う言葉…。
和「お相手は？」
『…？何言ってんの、和くん？』
和「だって「春が来た」って「恋した」ってことじゃ、」
『まさか！！違う、違う』
…違うんかーい！
頭の中で盛大に突っ込む。
余計な心配をしてしまった…。
でも、マジでAはちゃんと見張っていないと。
変な虫が寄ってくるから…。
『リスさん来るかなぁ…』
スキップしながらAが言う。
和「…リス？」
『そう！今どんぐり置いてるの』
和「えーっと…Aさん？貴方の家って、確か高層マンションじゃ？」
『そうだよ？43階』
和「リスくんの？」
『99.9%は来ない』
あぁ、これは潤くんの___。
『だから残りの0.1%に掛ける！！』
…うん、何というか、春を待ちわびてたことが伝わったよ…。
まぁ冷え性のAにとって、冬は大変なことも多いだろうし。
和「良かったね、春来て」
『でも、まーくんと潤くんは大変だよねぇ』
そう、あの二人は酷い花粉症。
『智くんの「あれーぐらーっ！！」しなくちゃ』
和「楽屋行ったら、大野さんと一緒にやってあげたらいいじゃないですか」
『よし、そうしよー！駆け足！1、2、1、2…』
とんとんとん。
リズムを刻むAの足が遠ざかってく。
胸一杯に息を吸いこめば、なんだか春の香りがした。
雅「くしっ！くしっ！！」
潤「___トゥーン！！」
智「『あれーぐらぁー！』」
翔「何やってんの笑笑」
ドアの向こうから漏れてくる声に、思わず笑みがこぼれた。
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rana(プロフ) - 嬉しいコメントありがとうございます、励みになります！今後も頑張っていきますので、よろしくお願いします^_^ (2019年7月19日 17時) (
レス) id: 3f8dcb15ed (このIDを非表示/違反報告)
明太子フグ - いつも楽しく見させていただいてます！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 46f56e27d4 (このIDを非表示/違反報告)
rana(プロフ) - あむさん» 書き終えました！「ひとりごと・連載ver.1」の題名でupしています。遅くなってしまった上、「共演」ではない形になってしまい…すみません。もしよろしければ、またリクエスト送ってくださいね♪ (2019年6月29日 21時) (レス) id: 3f8dcb15ed (このIDを非表示/違反報告)
rana - あむさん» 初めまして！リクエストありがとうございます。Hey!Say!JUMPさんはあまり詳しくないので、少し勉強してみますね。ご希望のシチュエーションなどありましたら教えてください！！ (2019年3月26日 13時) (レス) id: 30d9dbbcfd (このIDを非表示/違反報告)
あむ - 嵐とheysayjumpが共演するという話をお願いします！ (2019年3月25日 20時) (レス) id: 859480f15a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rana | 作成日時：2019年2月10日 22時
