ドッキリ計画！！3 ページ27
翔side
何も知らないAが、ステップを踏みながら楽屋に入っていく。
智「ご機嫌だなぁ〜」
場所はAのいる部屋の隣。
事前に仕込まれたカメラでモニタリングをし、ニノ以外のメンバーは間隔を開けながら楽屋に入っていく。
全てはAに怪しまれないために___。
雅「ニノちゃん、大丈夫かなぁ」
雅紀が呟く。
先に楽屋にいる一人として選ばれたのがニノ。
臨機応変に動け、かつポーカーフェイスが上手いニノは、ドッキリに向いているといえるだろう。
だが。
潤「緊張してねぇ？」
珍しく彼が緊張気味。
Aに大掛かりなドッキリ仕掛けるのは初めてだもんなぁ…。
と、Aがカバンから取り出した物に目が止まる。
『漢検問題集準一級』
翔「___まずい…！」
雅「どしたの、翔ちゃん？急に大きな声出して」
翔「Aが勉強始めた」
潤「それが？」
智「あの子の集中力やべぇぞ」
そう。
彼女はいわゆる『一つのことに集中すると周りが見えなくなるタイプ』だ。
ニノがいたら「相葉さんもそういうタイプですよね」とか言いそう……。
って、それどころじゃない！！
翔「これはもう、みんなで楽屋入っちゃった方がいいかもしれない」
今回の計画は、Aが気がつかないと始まらない。
雅「了解！じゃあみんな、出動〜！！」
智「あーばちゃん、シー！」
雅「ごめん、つい」
かくして俺たちは、4人でぞろぞろとダミーの楽屋に向かうことになった。
.
.
楽屋に入り、とりあえずいつも通りに新聞を広げる。
相葉くんが、さささっとニノに近付きコソコソ話し出す。
和(なんで4人一緒に来たんですか？一人ずつの計画でしょう)
雅(Aが本格的に集中しちゃったらマズイと思ったの！ニノちゃん、計画前倒しでいくよ！)
和(了解です！任せてください)
器用なニノが、事前に括りつけてあった糸を引く。
静かな楽屋に、かたん、と音を立てて誰も触っていない本が倒れた。
もし俺がターゲットだったら、既に震え上がってるわ…。
Aの様子を伺うけど、気がついた様子無し。
これはダメだ…。
モニターの向こうで見ているであろうスタッフに、後ろ手で合図する。
「たすけて…たすけてぇ……」
小さな声が聞こえてきた。
もちろん、これも仕掛けの一部なのだけれど、背中が粟立つのを抑えるとこが出来ない。
これ相当不気味だぞ…？
相葉くんが思い出したように言う。
雅「そういえばね、このスタジオ、ある言い伝えがあってね___」
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rana(プロフ) - 嬉しいコメントありがとうございます、励みになります！今後も頑張っていきますので、よろしくお願いします^_^ (2019年7月19日 17時) (
レス) id: 3f8dcb15ed (このIDを非表示/違反報告)
明太子フグ - いつも楽しく見させていただいてます！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 46f56e27d4 (このIDを非表示/違反報告)
rana(プロフ) - あむさん» 書き終えました！「ひとりごと・連載ver.1」の題名でupしています。遅くなってしまった上、「共演」ではない形になってしまい…すみません。もしよろしければ、またリクエスト送ってくださいね♪ (2019年6月29日 21時) (レス) id: 3f8dcb15ed (このIDを非表示/違反報告)
rana - あむさん» 初めまして！リクエストありがとうございます。Hey!Say!JUMPさんはあまり詳しくないので、少し勉強してみますね。ご希望のシチュエーションなどありましたら教えてください！！ (2019年3月26日 13時) (レス) id: 30d9dbbcfd (このIDを非表示/違反報告)
あむ - 嵐とheysayjumpが共演するという話をお願いします！ (2019年3月25日 20時) (レス) id: 859480f15a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rana | 作成日時：2019年2月10日 22時
