を ページ8
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＿＿＿ザァー
土御門島の地面に雨が染みていく
最近ずっと晴れで久しぶりの雨だった
僕は溜まっている仕事を片付けていく
｢･･･あっ｣
途中でペンのインクが切れてしまった。
今,ここにはこのペンの替えはない
｢･･･買いにいくしかないッスかね〜｣
僕は財布を手に取り院長室から出る
エレベーターを使い一階に降りて病院から傘をさして近くの文房具屋さんまで歩いていく
人通りはいつもより少なくて,ただ雨の音しか聞こえてこない
｢うわっ･･･｣
海を見ると荒れていた。
所々渦が出来ている,ヒスイは大丈夫だろうか･･
＿＿ﾄﾞﾝｯ
｢痛っ･･･｣
何かが僕の足にぶつかった
下を見ると七歳くらいの男の子が尻餅をついていた
その男の子は傘も持っていなくて全身ずぶ濡れだった
｢大丈夫ッスか･･･？｣
僕はしゃがんで男の子を自分の傘にいれる
｢助けてください!!
兄ちゃんが･･･兄ちゃんが･･･!!!??｣
泣きじゃくりながらも男の子は僕にいった
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いおらん(プロフ) - まりさん» ありがとうございます！そう言って貰えると嬉しいです(*^^*) (2019年4月3日 11時) (
レス) id: 5c7aed6e66 (このIDを非表示/違反報告)
まり - 新しい短編…！続き、楽しみにしてますね！人魚、面白いです！ (2019年4月3日 0時) (レス) id: d65706e307 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いおらん | 作成日時：2019年4月2日 23時
