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112話 ページ40

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士門は聖丸の斬撃を避けながら空を舞っている

聖丸は士門に斬撃を当てようと彼を追いかける



「ねぇねぇ様,にぃにぃ様勝てますよね・・・?」


隣に座っている小夜様は少し不安そうに士門を見ている



「大丈夫ですよ」



私は小夜様がこちらを見たのを確認してから
言葉を続ける



「今あの婆娑羅の攻撃を見極めようとしているんだと思います」



「『見極める』?」



「はい。あの婆娑羅は陰陽五行だと『土』の呪力を使うことは分かっているんです。

しかし,婆娑羅が出すあの斬撃がどういう仕組みか分からないのです」



普通に爪で引っ掻いているのではないの?と首を傾げて小夜様は聞き返す



「爪だけでは,遠方にいる相手には傷はつかないでしょう。

私の時は違いますが,過去に遠方にいてもあいつの斬撃を受けて亡くなった人もいます。」



「じゃあその斬撃の正体が分かれば,にぃにぃ様は勝てるわね‼」



「そうか・・・小夜様一旦結界から出ます!!」



結界を解いて小夜様をつれてもとの結界があった場所から離れる


___ドォォォンッッ


するとすぐに私達が元々いた場所に雷が落ちてそこは焼け焦げる

禍野では雨が降ったり,雷が落ちたりするということは聞いたことがない

ならばさっきの雷は敵の攻撃の可能性がたかい




「・・・ねぇねぇ様,これは?」



「敵です。たぶんすぐに来ます!!

・・・・ちはやふる神代のからす告げさして
いつしか祓わん本のウンケン」



急いで小夜様に結界をはる
そして私も鬼桜封神を呪装をしてかまえる。

いつどこから敵が・・・婆娑羅が表れてもおかしくないのだ

婆娑羅ほどの呪力を感知しているが中々姿をあらわさない



___ドンッ



「っっ」


いきなり訪れた衝撃に耐えながら後ずさりする



「今のを耐えるか」



目の前には薄紫色の髪で軍服を身に纏う男がいて,私を蹴ろうとしたがどうにか避ける。

そして私の蹴りが彼の腹部に入ったが,向こうにはそこまでダメージが入っていない




「!?っぐぁぁぁ」




何がおきたか分からなかった。

気付けば私は雷の中にいて身体中がやけこげていく

雷が消え,私は今まで味わったことが少ない熱さと痛みに耐えられず意識を手放してしまった

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ゆっち - はい!!それでお願いします。! (2019年9月27日 1時) (レス) id: 6316ef3e71 (このIDを非表示/違反報告)
いおらん  - ゆっちさん» お兄さんとは8歳離れている設定です。三人のsideで書いてほしいと書いていますが,それはそれぞれの場合でしょうか?あとリクエストはこちらではなくてanother story の方でお願いします(>_<)本編の方も頑張らせて頂きます。 (2019年9月12日 10時) (レス) id: 96ac2b5206 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - 本編の方も更新を頑張ってくださいね。応援してます (2019年9月11日 16時) (レス) id: cc02abbffd (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - anotherstory面白かったです。主人公とお兄さんはいくつ年が離れているんですか。それから斑鳩家の面々と主人公が初めて会った時のお話をお願いします。峯治さん、恵治さん、士門らのsideでなるべくお願いします!すみませんがよろしくお願いします。 (2019年9月11日 16時) (レス) id: cc02abbffd (このIDを非表示/違反報告)
いおらん - ゆっちさん» ありがとうございます!恵治さんsideは始めて書いたので彼がキャラ崩壊してないか不安ですが、そう言って貰えるとうれしいです(^^)もうひとつの方も楽しみにしていてくださいね笑 (2019年8月23日 0時) (レス) id: 96ac2b5206 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いおらん x他1人 | 作成日時:2019年3月31日 22時

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