111話 ページ39
＿＿＿ﾋｭﾝｯｯ
｢いたっ!?」
５つつの羽のような物が聖丸へと向かい直撃した
その衝撃で聖丸は体制を崩したまた,衝撃で土埃が舞う
｢遅くなってすまなかった」
｢･･･大丈夫です,『士門様』」
聖丸が土埃で隠れるとすぐに士門は私をお姫様抱っこして小夜様のいる所まで運んでくれた
彼女には泣いた跡があるけど特に大ケガは
負っていないから少しだけ安心した･･･
そんなことを考えている内に士門が治癒の呪を行ってくれていた
聖丸につけられた傷は少しずつ癒えていく｡
｢(ﾎﾞｿ)Aがいなかったらちぃ子は死んで
いたかもしれない。だからありがとう」
小夜様に聞こえないように士門は耳元でそう言った｡
だけど,私は首を縦には触れなかった
｢･･･(ﾎﾞｿ)誉められることではないです
私のせいで奈保さん達はっっ」
視界がぼやけ始める
もっと速くここにいれたら,もしかしたら
奈保さん達は今でも生きていたかもしれない
なのに本土のケガレに少し時間を取られたから｡
あと少し士門が遅かったら私も小夜様も殺されていた
それなのに彼からのお礼の言葉なんて受け取れない
｢(ﾎﾞｿ)奈保さん達を死なせたくなかったのは
俺も一緒だ｡
だが,せめてあんたとちぃ子が生きてくれて
いてよかった」
｢士門さ･･･」
｢だからAはちぃ子と結界に入ってちぃ子を守ってくれ｡ 必ずあいつを祓う」
｢分かりました｡」
士門の目を見て言おうとしたことは口に飲み込んだ
本当は彼と供に戦いたかったけど彼の足を引っ張るだけだ
ならば,私は今できることをやるべきだ･･･
そう思って結界の中に入る
｢小夜様,大丈夫ですか?」
｢私は大丈夫!
それよりねぇねぇ様,お体は大丈夫なのですか!?」
｢万全｡とは言えませんがさっきよりはましですよ」
そう言いながら私は小夜様の頭を撫でながら
士門と聖丸を見る
朱染雀羽を受けたはずだがまだ聖丸はピンピンしている
相対して士門の顔には怒りの色が表れている
妹を傷つけられて怒らない人なんていない････
少し二人は話をしていたようだが,すぐに戦いが始まった
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ゆっち - はい！！それでお願いします。！ (2019年9月27日 1時) (
レス) id: 6316ef3e71 (このIDを非表示/違反報告)
いおらん - ゆっちさん» お兄さんとは8歳離れている設定です。三人のsideで書いてほしいと書いていますが,それはそれぞれの場合でしょうか？あとリクエストはこちらではなくてanother story の方でお願いします(>_<)本編の方も頑張らせて頂きます。 (2019年9月12日 10時) (レス) id: 96ac2b5206 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - 本編の方も更新を頑張ってくださいね。応援してます (2019年9月11日 16時) (レス) id: cc02abbffd (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - anotherstory面白かったです。主人公とお兄さんはいくつ年が離れているんですか。それから斑鳩家の面々と主人公が初めて会った時のお話をお願いします。峯治さん、恵治さん、士門らのsideでなるべくお願いします！すみませんがよろしくお願いします。 (2019年9月11日 16時) (レス) id: cc02abbffd (このIDを非表示/違反報告)
いおらん - ゆっちさん» ありがとうございます！恵治さんsideは始めて書いたので彼がキャラ崩壊してないか不安ですが、そう言って貰えるとうれしいです(^^)もうひとつの方も楽しみにしていてくださいね笑 (2019年8月23日 0時) (レス) id: 96ac2b5206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いおらん x他1人 | 作成日時：2019年3月31日 22時
