106話 ページ34
＊＊
小夜様達と合流したから私達は焔魔堂君達の家まで歩いて帰っている
｢最初からいたのですか!?｣
｢そうよ‼
にぃにぃ様とねぇねぇ様のデートなんて絶対
面白くなると思ったんですもの!｣
予想以上にｷｭﾝｷｭﾝしました〜。と小夜様はﾆｺﾆｺしている
小夜様の後ろで士門様は顔を真っ赤にしている
にしても,最初からつけられていたなんて全く
気づかなかった･･･
私自身少しうかれていたのかな?
｢そう言えば,繭良ちゃん｡服貸してくれてありがとう‼｣
小夜様の隣にいる繭良ちゃんにお礼を言う｡
｢ええ‼いいよ全然｡
今日Aちゃんが楽しめたならそれで･･･!｣
と繭良ちゃんは笑って言う
繭良ちゃんは笑っているがその笑みは悲しそうに見えるのは私だけだろうか･･･?
何かあったのか繭良ちゃんに聞きたいけど,今はやめておいた方がいいかもしれない
二人になった時に聞いてみよう･･･と思いながら歩いて行く
｢･･･その時計つけてくれたんだな｣
｢え･･･あっ,はい｣
繭良ちゃんのことを考えていて士門様の言葉に返事するのが遅れた
｢だって欲しいと思っていた時計ですしね｡
時計,ありがとうございます｡本当に嬉しいです｣
｢･･･さっき『サプライズ』と言ったが,本当は
いつも頑張ってるお前に何かあげたかったんだ｣
と,士門様は笑って言う
｢頑張ってるって私そこまでしてませんよ?｣
｢頑張っているじゃないか｡
現に,あんたはいつも修行も傘下筆頭の仕事も
勉強も夜遅くまで頑張っているだろう｣
勘久郎さんや兄さん達が誉めていたぞ。と言いながら士門様の目線は前に戻る
師匠や恵治様が誉められてたなんて･･･
けど当たり前のことをしているだけなんだけど
｢だからねぎらい･･･?みたいなのをあげたいと 思ってな｣
｢本当にありがとう,士門!!･･･あっ｣
ﾊﾟｽｯと私は自分の手で口を隠す｡
たまに極たまに士門様に敬語を使うのを忘れてしまうのだ
幼い頃は敬語なしで士門様と話していたから･･･
｢敬語じゃなくていいぞ?
･･･今さら言うのは何だけど,な｡｣
｢いいえ｡ちゃんと敬語使います‼
私が敬語じゃないと傘下の皆さんに示しがつきませんから｣
｢じゃあ,二人の時はため口で名前呼びしてくれ
そっちの方がいい｣
と言いながら士門様の目線は私へと向く
｢いいんですか?
それなら敬語なしでいきま･･･いくね｡｣
私が言うと士門様･･士門は優しく微笑んでくれた
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ゆっち - はい！！それでお願いします。！ (2019年9月27日 1時) (
レス) id: 6316ef3e71 (このIDを非表示/違反報告)
いおらん - ゆっちさん» お兄さんとは8歳離れている設定です。三人のsideで書いてほしいと書いていますが,それはそれぞれの場合でしょうか？あとリクエストはこちらではなくてanother story の方でお願いします(>_<)本編の方も頑張らせて頂きます。 (2019年9月12日 10時) (レス) id: 96ac2b5206 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - 本編の方も更新を頑張ってくださいね。応援してます (2019年9月11日 16時) (レス) id: cc02abbffd (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - anotherstory面白かったです。主人公とお兄さんはいくつ年が離れているんですか。それから斑鳩家の面々と主人公が初めて会った時のお話をお願いします。峯治さん、恵治さん、士門らのsideでなるべくお願いします！すみませんがよろしくお願いします。 (2019年9月11日 16時) (レス) id: cc02abbffd (このIDを非表示/違反報告)
いおらん - ゆっちさん» ありがとうございます！恵治さんsideは始めて書いたので彼がキャラ崩壊してないか不安ですが、そう言って貰えるとうれしいです(^^)もうひとつの方も楽しみにしていてくださいね笑 (2019年8月23日 0時) (レス) id: 96ac2b5206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いおらん x他1人 | 作成日時：2019年3月31日 22時
