86話 ページ14
｢繭良ちゃんは士門様の裸を焔魔堂君は寝ているベッドに小夜様がいたから悲鳴をあげられたんですね｣
｢｢おっ･･おっしゃる通りでございます｣｣
彼らは申し訳なさそうに答える
士門様と小夜様はソファでくつろいでいる
｢まさか試験管が斑鳩さん･･の妹な･･んて
驚き･･ました｣
そう言いながら紅緒ちゃんは小夜様の前にお茶と菓子をおく
｢妹とは言っても,ちぃ子は土御門島の名門･斑鳩宗家の嫡子.俺はしがない分家の身.
本当の兄妹というワケではない｣
｢にぃにぃ様他人行儀な言い方はやめてよ‼
私とにぃにぃ様とねぇねぇ様は本当の兄妹以上に強い絆で結ばれているんだから｣
士門様が言ったのを聞に小夜様は彼に詰め寄るようにして言う
｢じゃあAちゃんと小夜ちゃんが本当の姉妹なの？｣
｢私も違いますよ
ただ幼い頃から一緒に居させて頂いてもらっているようなものです｣
じゃあ幼馴染みですね.とニコニコしている繭良ちゃんに頷く
｢あんたらの関係は分かったよ
でもいくら名門だからって子供が試験管なんて･･･｣
｢子供〜〜!?｣
半信半疑で士門様に焔魔堂君は問いかける
その言葉を聞き,小夜様は立ち上がり焔魔堂君の所に行く
｢私はもう11歳‼れっきとしたレディーよ⁉
今回だって有馬様から直々に命を受けたんだからっ‼｣
それを言って焔魔堂君のおでこにデコピンをして小夜様は彼に背を向ける
｢あなた達の合否は私次第!
あまり私の機嫌を損ねる態度ばかり取ってると
島に行く資格なしと報告したっていいのよぉ〜｣
｢分かった!!信じるから‼
だからちゃんと試験は受けさせてくださいっ｣
焔魔堂君は焦りながらそう答えると小夜様は腕を組む
｢分かればいいのよ！でも,なんで貴方は島に行きたいの?｣
命に天秤をかけてまで行く所じゃないわ.と言いながら小夜様はソファに腰掛ける
｢島がヤバイ所なのは分かってるよ.
でも島には
それに『信念を貫く覚悟』だって出来てる｣
胸に手を当て焔魔堂君は言う
｢信念は素敵だけど,言っただけで終わらないことね
私はにぃにぃ様のようには甘くないわよ｣
彼女の言った言葉の意味が分かる人は少し顔をしかめる
｢今更びびるかよ‼
島に行くためなら何でもやるぜ‼｣
焔魔堂君の言葉に小夜様は不敵な笑みを浮かべた
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ゆっち - はい！！それでお願いします。！ (2019年9月27日 1時) (
レス) id: 6316ef3e71 (このIDを非表示/違反報告)
いおらん - ゆっちさん» お兄さんとは8歳離れている設定です。三人のsideで書いてほしいと書いていますが,それはそれぞれの場合でしょうか？あとリクエストはこちらではなくてanother story の方でお願いします(>_<)本編の方も頑張らせて頂きます。 (2019年9月12日 10時) (レス) id: 96ac2b5206 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - 本編の方も更新を頑張ってくださいね。応援してます (2019年9月11日 16時) (レス) id: cc02abbffd (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - anotherstory面白かったです。主人公とお兄さんはいくつ年が離れているんですか。それから斑鳩家の面々と主人公が初めて会った時のお話をお願いします。峯治さん、恵治さん、士門らのsideでなるべくお願いします！すみませんがよろしくお願いします。 (2019年9月11日 16時) (レス) id: cc02abbffd (このIDを非表示/違反報告)
いおらん - ゆっちさん» ありがとうございます！恵治さんsideは始めて書いたので彼がキャラ崩壊してないか不安ですが、そう言って貰えるとうれしいです(^^)もうひとつの方も楽しみにしていてくださいね笑 (2019年8月23日 0時) (レス) id: 96ac2b5206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いおらん x他1人 | 作成日時：2019年3月31日 22時
