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83話 ページ11

「・・・・?ここ・・・は俺ン家・・・?」




「遅ぇよ。やっとお目覚めか」




紅緒ちゃんと夕食を作り終えたのと同時に焔魔堂君が起きた

ケガはしているけど騒ぐ元気はあるみたいだ

エプロンをはずして焔魔堂君と士門様達の所に行く




「紅緒と・・・あんたは?」




「私は羽田A。士門様の付き添いできたの
よろしくね」




「よろしくな‼A」




交友の証で私と焔魔堂君は握手をする

士門様がムッとしてたのは気のせいだろうか・・?




「士門様,焔魔堂君のテストは・・・?」




私がそう聞くと,士門様は目を閉じていう



「全然ダメだな。
ほとんどの項目でお前はマイナスだ」



部屋の中の空気は冷たくなるが士門様は言葉を続ける



「まず,目付きが悪い。クセ毛も見てて鬱陶しいし
口の聞き方もヒドイもんだ。
あと個人的に顔がイラつく」




「あっあんたそれ陰陽師に関係ないだろぉぉぉ‼」




焔魔堂君は頭に怒りのマークを浮かべて士門様にそう叫ぶ

確かに士門様が言ってる項目は陰陽師とは関係ない・・ものもある

士門様は一息おく




「まぁ,戦力だけならギリギリ『是』と言った所だな」





「それって島で戦う実力・・『あり』ってこと!?」





士門様が頷くと焔魔堂君は拳をあげ声をあげて喜ぶ

そして彼は紅緒ちゃんとハイタッチをしている

まだ本当の試験は終わっていないのだけど・・・





「そう言えば,紅緒はテストやんないのか?」



 

「島へ行くための試験は勿論やるが,お前何か勘違いしていないか?」





どういうことだよ。と焔魔堂君は士門様に聞く

大体士門様が言おうとしていることが分かったのだ




「俺は『俺が試験管だ』とか『俺に勝てば島に行ける』なんて一言も言っていないぞ?」




「え??」




焔魔堂君も紅緒ちゃんも目をパチクリさせている




「島へ行くための試験をする者は別にいる。
俺がお前と戦ったのは戦力になるかどうかを測るためだって言っただろ?」




「ろくろと・・・戦ったの・・は島に・・・行くた・・めの
テストを受け・・・るためのテス・・トです・・か?」




「そうゆうことになるな」





「なっ何だよそれぇぇぇーーーーっ‼」




紅緒ちゃんと士門様の言葉を聞いて焔魔堂君は床に雪崩落ちた


第一関門クリアしたことを喜べよ。と言いながら
士門様は頬杖をかく

士門様が焔魔堂君と戦ったのは私怨もあるのではないか・・・?


ともかく後の話は夕食の中ですることになった

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ゆっち - はい!!それでお願いします。! (2019年9月27日 1時) (レス) id: 6316ef3e71 (このIDを非表示/違反報告)
いおらん  - ゆっちさん» お兄さんとは8歳離れている設定です。三人のsideで書いてほしいと書いていますが,それはそれぞれの場合でしょうか?あとリクエストはこちらではなくてanother story の方でお願いします(>_<)本編の方も頑張らせて頂きます。 (2019年9月12日 10時) (レス) id: 96ac2b5206 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - 本編の方も更新を頑張ってくださいね。応援してます (2019年9月11日 16時) (レス) id: cc02abbffd (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - anotherstory面白かったです。主人公とお兄さんはいくつ年が離れているんですか。それから斑鳩家の面々と主人公が初めて会った時のお話をお願いします。峯治さん、恵治さん、士門らのsideでなるべくお願いします!すみませんがよろしくお願いします。 (2019年9月11日 16時) (レス) id: cc02abbffd (このIDを非表示/違反報告)
いおらん - ゆっちさん» ありがとうございます!恵治さんsideは始めて書いたので彼がキャラ崩壊してないか不安ですが、そう言って貰えるとうれしいです(^^)もうひとつの方も楽しみにしていてくださいね笑 (2019年8月23日 0時) (レス) id: 96ac2b5206 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いおらん x他1人 | 作成日時:2019年3月31日 22時

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