き ページ3
＊＊＊
｢あー面白かった｣
お母さんが持ってきてくれた本をとじて机におく
お母さんの影響なのか今私は探偵小説を読むのにはまっている
また今度お母さんに持ってきてもらおう〜♪
＿＿ｺﾝｺﾝ
｢入るッスよ〜｣
｢どうぞ｣
病室の扉が開く
扉の前には勘久郎君がいた
｢お見舞いに来たッスよ〜
後君のお母さんからこれ貰ったス｣
｢ありがとう｣
勘久郎君から紙袋を貰う
紙袋の中には今はまってる探偵小説が2冊と
ミカンが入っていた
｢あれ?今日は憲剛来てないんスか?｣
勘久郎君はそう言いながら辺りを見渡す
｢憲剛君なら四時頃に来るって言ってたよ｣
勘久郎君が来る少し前に憲剛君から電話があったのだ
｢そうなんスか
ここにいたら試作中の薬飲んで欲しかったんスけど･･･｣
残念ッスね〜と笑って勘久郎君は言う
憲剛君,今ここにいなくて良かったよ本当に････
｢じゃあAでも良いッスよ。｣
｢いや,大丈夫｣
｢速答しなくても･･･｣
さらに残念がっていたが私は気にしない
本当に勘久郎君の手作り薬は飲んだらどうなるか分からないのだ･･･
前にネズミになってしまって散々な目にあった
｢冗談スよ,冗談｡
僕そろそろ行くッス
Aは憲剛と二人っきりの方が良いでしょ?｣
｢なっ･･そんなこと｣
否定するが顔が赤いだろうから意味ない
それに勘久郎君は私の気持ちを知ってるから何を言っても無駄だ
｢はいはい,まーそれもあるッスけどやることもあるからッスね･･･
今日はここでおいとまするッス｣
｢分かった｡体調崩さないようにね｣
｢Aには言われたくないッスよ｣
そう言ってから勘久郎君は病室をあとにした
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いおらん(プロフ) - まりさん» わぁ,ありがとうございます｡はい,時間が出来ればまたこんな感じの短編を書かせていただきます｡ (2019年3月28日 16時) (
レス) id: 5c7aed6e66 (このIDを非表示/違反報告)
まり - とても良い話でした！また、こんな感じの話(短編)を書いていただけないでしょうか？ (2019年3月28日 0時) (レス) id: d65706e307 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いおらん | 作成日時：2019年3月22日 1時
