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番外編2 ページ25

志摩は黒崎の部屋に行くと

志「お前の割には奇麗に片付いているな」

黒「余計なお世話。非番だったから午前中に少し整頓しただけよ。それに散らかっているのは資料が多すぎるからで普段はこれくらい奇麗よ」

というとキッチンに入り

志「じゃぁなんだ。俺は資料が多いたびにお前を運んでいるってわけか?」

黒「そういうことになるわね」

志「ったく・・・・というかいいのか?俺なんかがこの部屋にいて」

黒崎は真顔になりながら

黒「その意味深な言葉はどういう事よ」

志「ほら・・・・その・・・・」

と志摩はごもると

黒「あぁ・・・・義孝の事ね。今日は妹に会いに行ってるんだって。ごはん誘ったけどね・・・・志摩も誘ったからくるかなぁ〜って思って」

志「まぁ俺が聞ている事向こうが知っているならいいが・・・というか大丈夫なのか?」

というと

黒「心配されるほどじゃないわよ。非番の時は普通にどっちかの家に泊まってるし」

というと志摩はテーブルに座りながら

志「そうか」

と言って黒崎を見ていた

しばらくして

黒「じゃぁなに食べる?」

と聞くと

志「なんでもいいよ」

黒「なんでもいいじゃ困るじゃない」

と言いながらも冷蔵庫の中を見て何にするか決めているようだ

次第に決まったのか食材を出しては調理し始めていた

途中で黒崎のスマホがなる

黒「ん?あ、兄貴?」

と出ると

黒「えぇ?まぁいいけど、志摩もいるならだけどどうぞ?」

と言って電話を切った

志「どうかしたのか?」

黒「あぁ・・・兄貴がね?夜勤消えたからうちにご飯食べに来るってごはん足りるかな?」

と炊飯器を見ていたけど『最悪釜飯でもいっか』ととなったのか止まっていた調理を進めた

30分くらいして黒崎の兄である徹さんが来て

徹「いろいろ買ってきたぞ」

と言いながら中に入ってきた

黒「もうすこしでできるから待ってて」

とキッチンから声を出すと

徹「珍しいこともあるねぇ志摩がここにいるなんて」

志「お疲れさまです」

黒「買い物つきあってもらったの」

とキッチンから言うと

徹「あいつの買い物めんどくさくなかったか?」

と志摩に耳打ちして

志「いえ、一般女性よりは早かったと思いますよ?」

徹「えぇ?俺だけか?んやあいついつも悩んではずっと立ち止まってんだよ。俺的には両方買えばいいの話だと思うんだけどさ」

黒「それは家具ならいいけど洋服は両方もいらないから」

というとご飯ができたのかテーブルの上に並べ始めた

或る一人の死→←14



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作者名:黒崎薫 | 作者ホームページ:bakatesu.inaire.inaga−.animadaisuki...  
作成日時:2020年9月9日 3時

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