曇天に笑う・・・・・・・・『ここは俺たちの領域だ』 (ページ10)

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水「天火・・・お前はわかっていると思うが私は・・・・」

と言いかけた瞬間

天「わかってる。だけど大蛇と人間を切り離す方法だって・・・」

と姉貴である水地の方を向けば

水「それだって大蛇の弱点を知らなければ意味がない」

と話しながら

水「いいか天火、今からお前にもう一度術をかける。少しだが動けるようにはなるだろうよ。だけどさっきも言ったかもしれないがこういうことに関しては私がいなくなるようなことになればその術は同じくして消えてしまう。」

動けないことに腹が立って膝たちになっていた天火がおとなしく座りだすと

天「フッ、消えるときは一緒ってことかよ。」

と鼻で笑いながら言った。

水「・・・・安心しろ。お前だけは死なせない。何があっても」

と言うと『少し待ってろ』と共に一度部屋をでてしばらくすると牡丹を連れて戻ってきた。

水「・・・牡丹頼めるか？」

天「おいおい、何をしよってんだ？」

とわけがわからないのか天火は驚きながら

牡「曇の頼みとならば、」

と構えはじめ

水「私の術を一緒に唱えてもらうのだ。牡丹・・・・彼女にも霊力はある。私のと合わせれば力は二倍になろう。」

と同じく構えては

水「天火、行くぞ。」

と言った瞬間術を唱え始めた