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空(雨・・・・止めねぇな)


空丸たちは夕飯の材料を買いに来ていた。

街の人たちはみな曇兄弟を知っていてよく慕われている


今日も兄貴が風邪で寝込んでるって言ったら野菜をいっぱいもらった

宙太郎もなんだかんだで街になじんでやがる


でもこのとき俺らはまだ知らなかったんだ


兄貴がまさかあんなことになっているなんて



ーーーーーーーーーーーーー

一方水地は曇神社を後にしある場所へ向かっていた


「ここも変わらんなぁ・・・」

犲本部

中に入ると真っ先にあの子がきた


紀「あれ?水地じゃない?珍しいわねここに顔出すなんて」


水「あぁ実に何年ぶりだ?って感じだ」

そういうと丁度後ろにいた蒼世が『何の用だ・・・?』と聞いてきた

「あぁちょっと話したいことがあってな」

紀「・・・じゃぁ私は先に行ってるわ」

「あぁすまんな」

まだあまりばらすわけにはいかないんだ

しばらくして隊長部屋に就いた二人は

蒼「で、何の用だ?」

「変わらんなこの部屋も・・・この景色も・・・」

ここにいるはずであろう父さんと私たち兄弟

あのころは誰が大蛇であろうと斬るって気張っていたはずなんだけどな・・・・

蒼「まさかここに思い出話をしに来たんではなかろう」

「あぁそうだな。すまんつい懐かしくてな」

蒼「何の用だ」

これを言うのは何回目なんだろうか

「あぁ単刀直入に言うが」


『大蛇の器はこの犲でも天火でも空丸でもましてや宙太郎でもない』

蒼「だから何だという。その言い方だとお前は何か知っていることになるが・・・・」

「あぁ蒼世だけには言っておこうかと思ってな。その前にお前は知っているか?あの実験がまだ続いていること」

蒼「あぁ噂は聞いている」

「・・・・・・・・・・・・」←何か言っている設定です

蒼「それは!・・・・」

「あぁ事実だそして天火は今、それによって苦しみ身代わりになろうとしてる。私のために」

だから

水地は頭を下げた


「あいつらを助けてやってくれ」


蒼世が見ているその先には


まさしく





曇家当主の姿に見えた

43→


今日は水地に負けた天火さんです

天「姉貴のやろぉ・・・・いつか絶対・・・」


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作者名:黒崎 薫 | 作者ホームページ:bakatesu.inaire.inaga−.animadaisuki...  
作成日時:2018年1月10日 2時

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