『曇天に笑う』・・・・・・・・・・・・・・『ここは俺たちの領域だ』

番外編３ ページ33

天「一安心できたところで飯どうする。」

いつもは空丸が作ってくれていたのだが・・・・・

水「仕方ない。私が作ろうか」

天「え！姉貴作れんの？」

水「これでも一年は一人身だったからな。」

と作り始めた

そのあと天火と宙太郎、白子は夕飯を食べ
水地は空丸のためにおかゆを作り食べさせようと部屋に来た

空「・・・・姉貴・・？ゲホッゲホッ」

水「まだ熱が高いしばらくは安静してろ。」

空「・・・・・ごめん。」

水「わかってんなら。もう無理はするな。いくら稽古だからって下手したら命にかかわる。体調管理もできてねぇやつに誰も負けるかよ。」

と半分説教云いながら食べさせしばらくすると規則正しく寝だした

水「・・・よほど疲れてたんだな」

お疲れと言いながら器を片付けようと立ち上がろうとすると

ギュ
ん？

空「・・・・しばらくここにいて」

水「・・わかった。お前が寝るまでしっかり見ていてやるから」

いくつになっても子供は子供なんだな

空丸があんだけ甘えられる。見てると昔の天火そっくりだ

としばらく見つめていると

天「何。思いだしてんの？」

と不意を突かれた

水「あ？いや、昔の天火にそっくりだなって」

天「俺もうちょっと賢かったよ？」

水「いや、熱出すたびに私か親父に甘えてた」

確実になと

天「そうか？でも可愛かったろ？」

とお調子者が言いだし

水「あぁ・・・確かにな」
と空丸見ながら言ったのだ

水「しかしお前らは変わらんよ。無理してまで強くなろうってところはさ」

天「それが男としてあるべき姿って思っちまうんだよ。」

水『男としてあるべき姿・・・ねぇ・・・』

父も・・・・そうであったのだろうか

と昔の面々を思い出しながら空丸を見て思った。

翌日

空「・・・・あれ、姉貴に兄貴」

今の現状
空丸
の横に水地と天火が寝ていた
ようは川の字になって寝ているということ

水「・・・ん、起きたか？具合どうだ？」

空「うん。だいぶ良くなった。まだ気分は悪いけど」

水「そうか。ならよかった。さっさと回復させろよ。そうしたら蒼世のところでまた稽古するんだろ？」


空「あぁ！」
その活気満ちた声私らは期待してるからな。



END


なぎ様 リクエスト


『曇家次男 空丸 風邪ひく』でした。


下手ですみません‼‼‼

番外編1が出てなかったｍ(｡−_−｡)ｍｽ･ｽｲﾏｾｰﾝ
千狼(チェンラン)

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