エピローグ ページ50
目を覚ますと、零さんとコナン君が私を覗き込んでいた
降｢っ！A！｣
コ｢Aさん！｣
『零さん…コナン君……私…』
私、どうなったんだっけ
確か奴村さんを生き返らせて…そこから記憶がない
周りを見ると皆傷を負っているものの、何処か安心しきっているようだった
終わったんだ、全部
『零さん…私奴村さんを助けた後の記憶がないの
何があったか教えてくれない？』
降｢あぁ、帰ったらいくらでも話してやる
でもその前に…
おかえり、A｣
そう言って優しく抱き締めてくれる零さんに私は笑顔を溢し、私より大きい身体を抱き締め返す
『ただいま、零さん』
あの後、全て零さんから聞いた
私がサイト管理人になって皆を襲った事
漆は朝霧さんと奴村さんが倒した事
それから…
『そこまで言わなくてもいいじゃん…』
降｢眠っているお姫様を起こすのが王子様の役目だろ？｣
零さんにキスされた事も
恥ずかしすぎて顔が熱い
『私は白雪姫じゃないっての
…でもありがとう、零さんのお陰でこうやって元に戻れた』
ただ戻れただけじゃない
私は自身の魔法で不可能を可能にしたんだ
“魔法少女ではない、元の普通の中学生に戻る運命になる”
改めて私の魔法がどれ程有能か実感できた
色々あったけど、今はちゃんと幸せを取り戻せた
お兄ちゃん、私今凄く幸せだよ
大好きな零さんと暮らせて、友達も出来て…
これからも天国で見守っててくれるかな…？
降｢A、そろそろ学校の時間だぞ｣
『はーい、零さん今日は公安？』
降｢あぁ、すぐに帰ってくるよ｣
『あまり無理しないでよ？』
降｢気を付けるよ、それじゃ｣
行ってくるよ、とさりげなく唇にキスされ、
やっと冷えてきた顔が再び熱くなる
『行ってらっしゃい
……本当、ずるい人』
唇を指で押さえながら苦笑を溢し、鞄を取って自分も学校に向かう
これが毎日あるのか…
とても幸せ、だけど…
これだけドキドキしてたら私の心臓もつかな…
ーFinー
はい、完結です
なんか無理矢理終わらせた感があってちょっと複雑な気分(´・ω・`)
ここまで読んでくれた読者の皆様、
心から感謝致します、ありがとうございます！
これからも私風蘭dollの作品を宜しくお願いします
それではまた！
終わり
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風蘭doll(プロフ) - 加奈さん» ありがとうございます！ちゃんと良い話になってて良かったです(´；ω；｀) (2022年3月26日 23時) (
レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - うぅう…良い話じゃないですかぁあー！！！作者様は神様です…うぅ！！ (2022年3月26日 21時) (レス) @page50 id: ad050b8a40 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - ユリカさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！そうなんです、東方好きなのでレミリアの能力を参考にしました (2019年10月27日 22時) (レス) id: 4a60a0fd75 (このIDを非表示/違反報告)
ユリカ - 面白かったです。いやぁまさかこんな展開になるとは、アニメ版を忠実に再現していて、ちょっとオリジナルも入ってるけど、面白くてコナン要素も入ってるもんなぁ魔法少女サイト好きだから嬉しいです！楽しませてくれてありがとうございました！ (2019年10月27日 14時) (レス) id: 9cb775ccf9 (このIDを非表示/違反報告)
ユリカ - 東方のレミリアの能力かぁ、良いなぁ (2019年10月27日 12時) (レス) id: 9cb775ccf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風蘭doll | 作者ホームページ：http://flandoll'scollections
作成日時：2018年9月30日 16時
