ギムレット2 ページ26
｢まず俺は元々世界的犯罪組織の一員だった
けど訳あって組織を裏切ったんだ
勿論組織は俺を殺す為に人を送り込んで来た
それがギムレットちゃんだった
あの子は子供とは思えないような顔…
多分演技だろうけど、あれは人殺しの目だった｣
人殺しの目…
それがどういう物なのか私には分からない
でもギムレットさんは、何か大きな物を一人で抱えているんじゃないかって思った
｢でも彼女はとても優しいよ
ほぼ毎日見舞いに来てくれるし、可愛いし！
…ただ、一つ気がかりな事がある｣
突然真剣な表情になった男性は少し声を低くして言った
｢彼女はまるで予言者だ｣
奴｢予言者？｣
｢あぁ。俺を撃つ直前、死なないようにするって言ったんだ
弾丸は間違いなく心臓に当たった
普通死ぬであろう位の血を吐いたんだぞ？
…なのに俺は今至って普通に生きている
おかしいと思わないか？｣
それってもしかして…
奴｢その撃つ直前、彼女の身に異変はなかった？｣
｢異変？あ、そういえば髪が少し白くなってたような…｣
奴｢やっぱり…｣
男性は不思議そうな顔をして奴村さんを見ていた
奴｢教えてくれてありがとう｣
｢気をつけて帰るんだぞ〜｣
陽気に手を振る男性に軽く御辞儀をし、病室を出た
奴｢それにしてもギムレットの魔法って何なのかしら｣
彩｢予言者みたいって言ってたけど…｣
梨｢そういやあいつ、
私が川に落ちる直前に川に落ちそうとか言ってたな｣
言葉にした事が現実になるなんて…
彩｢まるで運命を操ってるみたい｣
奴｢！それだわ！｣
彩｢え？｣
奴｢ナイスよ朝霧さん、
彼女の魔法はおそらく相手の運命を操る事ができるのよ｣
梨｢はぁ！？そんなのアリかよ！｣
奴｢とにかく何としてもギムレットと接触しましょう｣
雨｢うん。他の子達にも頼んどく…｣
ギムレットさんが本当はどういう人なのか分からない
私達の敵なのか、味方なのか…
でも、例え敵だったとしても何とか説得して味方につけないと…！
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風蘭doll(プロフ) - 加奈さん» ありがとうございます！ちゃんと良い話になってて良かったです(´；ω；｀) (2022年3月26日 23時) (
レス) id: 808d0b023c (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - うぅう…良い話じゃないですかぁあー！！！作者様は神様です…うぅ！！ (2022年3月26日 21時) (レス) @page50 id: ad050b8a40 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - ユリカさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！そうなんです、東方好きなのでレミリアの能力を参考にしました (2019年10月27日 22時) (レス) id: 4a60a0fd75 (このIDを非表示/違反報告)
ユリカ - 面白かったです。いやぁまさかこんな展開になるとは、アニメ版を忠実に再現していて、ちょっとオリジナルも入ってるけど、面白くてコナン要素も入ってるもんなぁ魔法少女サイト好きだから嬉しいです！楽しませてくれてありがとうございました！ (2019年10月27日 14時) (レス) id: 9cb775ccf9 (このIDを非表示/違反報告)
ユリカ - 東方のレミリアの能力かぁ、良いなぁ (2019年10月27日 12時) (レス) id: 9cb775ccf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風蘭doll | 作者ホームページ：http://flandoll'scollections
作成日時：2018年9月30日 16時
