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中島side
いきなり殴り込みに行くって言って走り出したA。
それはもう、例えるなら猪。
俺が何言ってもAの耳に入りっこない。
『薮さーーーーん!!!!!』
ガチャ
八乙女「こらこら、ドア壊れるって。」
薮「お、A今日は遅刻しなかったんだw」
『いやいや、そんなことよりさ!あんた、私とゆーてぃを同じクラスになるように手回したでしょ!?』
薮「どんな権限があってそんなことできんだよw」
『マジ陰謀だわあ。ったく。帝王ってのは汚いなぁ。』
いつも通り騒がしい部室。
ここは平成学園アイドル部。
1つ上の学年、BESTと呼ばれる5人。
薮さん、光さん、伊野ちゃんさん、高木さん、大ちゃん。
そして俺たち2年、Sevenの5人。
やま、知念、圭人、俺、それから紅一点のA。
この10人でJUMPとしてアイドル(仮)してます。
薮「とりあえず俺はそんなことしてない。それより今日は昼飯食べたら新歓の練習するから他の2年にも伝えといて。」
中島「新歓って!!!もしかして?」
八乙女「そう。新入生歓迎会。ここで決まるからね、どんだけ新入生取り込めるかってのが。」
『わたしたちも去年の新歓で薮さん達が踊ってる姿を見て憧れて入ったんだよね。』
八乙女「嘘つけよwお前は完全伊野ちゃん目当てだろ?」
ガチャ
薮「噂をすれば。」
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作者名:ペッシュパルミエ | 作成日時:2018年7月15日 21時