【ONE PIECE】Ⅰ (ページ13)

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「これが、白ひげ海賊団の船だよい」

彼は、私に大きな船を指差して言った。

ゴクッと唾を飲み込んだ。

「そんなに緊張するなよい」

いやいや！緊張しないほうがおかしいんだからね？

大海賊様の船に最近有名になったルーキーが

仲間が気絶のため乗せてもらうだなんて…

初めて聞いたよそんなの！

「オーイ！マルコォ！！！！
手合わせしようって言ったってのに？
逃げんのかよー！！！！」

私はビクッとなった。

「ん？誰だそいつ…オーイ！マルコのとなりの
おねぇさんー！誰ですかー？」

するとマルコが相手の方を向き

「久々の客人だ！もてなす準備だよい！」

と、言った。

船の方からはオォオオ！と団結したような声がする。

さて、どうしよう逃げたほうがいいのか？

それとも親切心で船に乗らさせていただくのか？

「…何してるんだよい？はぁ…早く来い！」

『イヤァアア！！！！』

＿＿＿数時間して

私は、船の人達と仲良くなった。

カイトは、今リハビリ中だ。

時々リハビリ室から

「A様ぁー！！！！うああ！」

という声が聞こえるが無視である。

どんなことになっているかは

ご想像にお任せします。