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純喜「豆原さん、今日も一緒に行っても良い？」
瑠姫「俺も、いいかな…？」
河野くんだけではなく、白岩くんまで誘ってくれている状況。
すごい贅沢だな。
A「逆に、お二人は良いんですか？」
純喜「もちろんやで！な、瑠姫？」
瑠姫「うん。」
私、明日には誰かに殺されるんじゃないかな。
でも、せっかく誘ってくれたんだしなにより白岩くんもいるし…。
A「もちろんです。」
きっと妬まれるだろう。
でも、このチャンスを逃したくはない。
純喜「よっしゃあ！じゃあさ、連絡先交換せん？」
A「へ？」
瑠姫「純喜いきなり過ぎだって。」
純喜「いや、あの…。もっと仲良くしたいなって思って。」
A「全然大丈夫ですよ。」
そう言って、LINEのQRコードを開いて友達追加をする。
Junkiという名前が登録され、謎のキャラクターのアイコンが表示される。
瑠姫「こいつのアイコン、謎だろ？おでんくんっていうんらしいよ。」
私がアイコンを眺めていることに気づいたのか、白岩くんが教えてくれる。
純喜「なんかな、俺の顔がこのキャラクターに似てるらしいねん。」
見てみたらそっくりやったわ！と笑う河野くん。
その後も、河野くんと白岩くんが色々話してくれた。
白岩くんは案外おしゃべりな人なようで、少し驚きつつも彼の新しい一面を知れて嬉しかった。
あっという間に学校について、もうすぐ昇降口だ。
純喜「豆原さんって、いつもこの時間の電車乗ってるん？」
A「基本的には。人が少なくて座れるので。」
純喜「確かに、いっつもめっちゃ混んでんもんな…。」
瑠姫「純喜。」
純喜「あ。じゃあ豆原さん、また！」
A「あ、うん。」
あれ？
河野くんたちもいつもこの電車乗ってるんじゃないの？
少し謎に思いつつも、手を振られて小さく振り返す。
JunkiこれからちょくちょくLINEしていい?
教室についてスマホを見ると一件のLINE
ちょくちょくLINEしていい？って連絡するために交換したんじゃないの、と思いながら返信する。
Aもちろんだよ!
Junkiホンマに?嬉しいわ!授業頑張って!
すぐに返ってきた返信。
河野くんのニコッとした笑顔が頭に浮かんできて思わず私も笑ってしまった。
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作者名：Macaron.。 | 作成日時：2023年12月19日 22時
