4＿🌱 ページ5
純喜side
純喜「瑠姫ー！俺一目惚れしたかもしれへん。」
案の定、遅刻ギリギリで教室に入ってきた瑠姫。
休憩時間になってすぐに瑠姫に話しかける。
返事が返ってこない瑠姫の顔を見ると、めちゃくちゃ驚いている。
瑠姫「え、お前が？一目惚れ？まじで？」
確かに瑠姫と今まで恋バナとかはしたことないけど、驚きすぎちゃう？
瑠姫「え、どういうこと？ちょっと詳しく教えて。」
純喜「えっと、朝電車で落とし物したから拾って届けてあげてん。ほんで一目惚れした。」
瑠姫「相手は？この学校？」
純喜「うん。隣のクラスの豆原さん。」
瑠姫「豆原さん、ね…。」
純喜「え、瑠姫知っとるん？」
瑠姫「まあね…。名前は聞いたことあるし。っていうか仲良くなれたの？」
純喜「まあまあかな。これからもっと話しかける予定やし。」
瑠姫「迷惑がられないようにしとけよ。」
豆原さんの名前を聞いた途端、瑠姫の体がビクッとなっとった気がする。
知り合いかなんかかな。
もしかして実は付き合っとるとか？
純喜「あのさ、応援してくれへん？」
瑠姫「別にいいよ。連絡先は交換した？」
応援してくれるってことは、別に付き合ってるんじゃない感じやな。
瑠姫の顔を見てみるけど、普通やし。
瑠姫「何？急に俺の顔見つめてきて。」
純喜「いや別に？かっこいいなって。」
瑠姫「気持ち悪いな。」
たまたまか俺の気のせいやな。
そう自己完結して、俺は瑠姫に豆原さんとの出来事を話した。
瑠姫「”俺と友達になってくれへん？”って漫画の世界かよ。それでよく豆原さんもOKしたな。」
純喜「でも連絡先交換するの忘れた！どうしよう。」
瑠姫「とりあえず明日も電車で話しかけてみたら。一本早いやつでしょ？」
純喜「でも瑠姫朝苦手やん。」
瑠姫「それくらい大丈夫だって。それに、また明日も”連絡先交換しとけばよかった”とか言ってるの聞くの面倒くさいし。」
純喜「瑠姫ほんま優しいな！」
思わず瑠姫にガバっと抱きつく。
瑠姫には突き放され、クラスの数名には”河野と白岩ってできてるの？”と聞かれた。
すみません。
基本夢主sideとか言っときながらずっと純喜くんsideですよね💦
良ければ♡と一番右のお星さまをよろしくお願いします。
さて、瑠姫くんと夢主さんの関係はどうなんでしょうか？？？
お楽しみに！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 141人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Macaron.。 | 作成日時：2023年12月19日 22時
