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12_🌱 ページ13

純喜side


純喜「瑠姫ー!どうしよ!何送ったら良いと思う?」


豆原さんと連絡先を交換して2週間、俺からちょくちょくLINEしていいか聞いたくせに何も送れないでいた。


瑠姫「純喜うるさい。もう一週間経ってるからな?」


あの後、これからもいつもより一本早い電車で登校しないかと瑠姫に提案してみたが却下された。


瑠姫も今日の朝楽しそうに喋っとったくせに。


純喜「ホンマに何送ったら良いか分からへんねんもん!お願い!」


瑠姫の目の前でパチンと手を合わせる。


クラスメイトが"あいつらまたやってるし"だの"あの二人ってやっぱり…?!"とか言ってるのが聞こえるけどそんなの気にしない。


瑠姫「分かったから!明日じゃあ一本早く行こ?」

純喜「ありがとう瑠姫!」

瑠姫「早くお前はLINE送れよ。」

純喜「なんて送ったらええんやろ…。」

瑠姫「シンプルに"明日一緒に学校行ことかでいいじゃん。」


瑠姫にはぁ…とため息を疲れる。


瑠姫には分からへんかもやけど、恋してる俺は必死なんやで?


純喜「今送るん怖いな…。放課後にしようかな…。」

瑠姫「好きにしたら?でも明日までには誘っとけよ。」


瑠姫には早く送れと言われたけれど、なかなか勇気が出なくて学校にいる間は送ることが出来なかった。


家に帰ってやっと送る勇気が出てきた。


純喜明日一緒に学校行かへん?


俺と二人やったら嫌ってなるかな。

純喜嫌やったらええんやけど!瑠姫もおるし!


不安になって一応付け足してみる。


Aもちろんです!一緒にいきましょう!


割とすぐに既読がついて、返事が返ってくる。


…断られんくてよかったわ。


相変わらず硬いけど、いつかもっと仲良くなれるんかなぁ。


"Aちゃん"とか呼んだりして"純喜くん"って呼ばれたりして?


あかん、ニヤけてまうわ。


取り敢えず、明日もっと仲良くなれるように頑張ろ。


そう思いながら眠りについた。

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作者名:Macaron.。 | 作成日時:2023年12月19日 22時

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