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あれから、毎日のように河野くんたちと一緒に学校行けるかな…？と期待していたが叶うわけもなくまた一人での生活となってしまっていた。
A「はぁ…。」
蓮「Aちゃん最近元気ないねー。」
祥生「なに、白岩くんに振られた？」
A「そうじゃないし、告ってもない。」
祥生と蓮くんだけに白岩くんの話をしている私は、定期的に祥生によって現状を聞かれる。
そして、元気がないときはいつも"振られたの？"やら"白岩くんに彼女でも出来たの"やらと心配される。
蓮「じゃあ…河野くんのこと？」
祥生「連絡先は交換したん？」
A「交換はしたよ？でも、何も話してない。」
向こうも何も送ってこないし…と呟く。
河野くんからちょくちょくLINEしていいと聞かれたものの、向こうからは何も送られてくることなく2週間が経過した。
祥生「俺がなんか送ったろか？」
A「祥生が送ったら大変なことになりそうやから大丈夫。」
祥生「なんでやねん。」
蓮「部活お疲れ様ーとか送ってみたら？」
A「うーん。何回か自分で送ろうと思ったんだけどね…。」
河野くんとのトークルームを開いて見てみる。
やっぱり2週間前でメッセージは終わったままだった。
蓮「そうや！今日4人で晩ごはん食べに行かん？」
A「うちは別に大丈夫だけど…。」
祥生「久しぶりにそうしようや！」
私だけでなく、一成も蓮くんたちと仲が良いため私達は定期的に一緒にお出かけしたりご飯を食べに行ったりする。
でも、私が高校生になったり祥生が受験生だったりと色々あってよく考えると半年ほど4人で出かけられていなかった。
A「てか祥生、受験生なのに大丈夫なの？」
祥生「Aも去年おんなじようにしとったやん。」
蓮「でも、Aちゃんはここで勉強したりしとったよ。」
俺教えとったし、と蓮くん。
確かに、去年も相変わらずここに来るのは変わっていなかったけど蓮くんによく勉強教えてもらってたなと思い出す。
祥生「俺は天才やから大丈夫や。」
A「本当に？」
祥生「絶対お前と同じところ行くからな。」
祥生の第一希望は私の今通っている高校。
地元でもトップクラスの学校でそこそこ難しいところだ。
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作者名：Macaron.。 | 作成日時：2023年12月19日 22時
