#3-39 ページ40
第39話 真実の洞窟
小瀧side
小瀧「流星！なんか見つけた！」
藤井「え？何！？」
見つけた洞窟には、神秘的な鍾乳洞が広がとった。
小瀧「…綺麗。」
ふと呟いた声さえも響いて、不思議な感じ。
「……ぇー！………………ぁあ…………！！」
藤井「うわ！？おばけ！？」
小瀧「え！？」
ど、どこ！？
「ぁ……………ぉお……………！！」
小瀧「うわぁぁぁ！！！！！」
やば。
変な声聞こえた。
小瀧「無理無理無理無理無理無理無理無理！！！！」
重岡「のんちゃん、流星、どないした！？」
僕らの叫び声を聞きつけて、別行動しとったしげが合流してきた。
小瀧「おばけ！！！」
声が聞こえた方向を指さす。
「ぇぁ………………………！！ぇぁ…………………………！！！」
おばけの声は止まらない。
重岡「待って。…………裕くん！？」
小瀧「まさか！？」
藤井「嘘やん！？」
この声は横山さん！？
中島「どうした！？」
重岡「洞窟のどこかに裕くんがおる！！！」
中島「え！？」
フックとも合流して耳を澄ます。
横山「エマーーーー！エマーーーーーーーー！」
重岡「裕くん！！やっぱり裕くんや！！」
小瀧「でも、どこに？」
藤井「あ！崖の向こう！！」
流星が見つけた所は、洞窟のずっと奥で、
崖で寸断された先やった。
中島「……これ、無理だろ？」
小瀧「見捨てんのか！？」
重岡「裕くん！助けに行くからな！」
なりふり構わず、崖に飛び込もうとするしげ。
藤井「無謀や！！！」
咄嗟に流星がしげを止める。
中島「あの地図に、なんかヒント書いてないの？」
小瀧「ヒント？」
島の地図を広げてみると………
“ここは真実の洞窟。秘め事を打ち明けよ。さすれば、道は繋がる。”
秘め事って……
小瀧「なんかある？」
問いかけると表情が曇る三人。
え？なに？
重岡「のんちゃん、先やって。」
しゃあ、ないなぁ〜。
秘め事なぁ………
小瀧「うーん、男の姿が未だに恥ずかしい！！」
藤井「ﾌｯ…可愛すぎかよ。」
ｺﾞｺﾞｺﾞ……
重岡「え？あれでええの？」
崖が少し突き出した。
小瀧「ほら、しげも流星もフックも！」
重岡「待って。心の準備が……」
中島「じゃあ、俺がやる。」
フックの秘め事って？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るびぃ(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます！王子と白雪姫は離れていた期間が長い分一緒にいる時は激甘になっちゃう、そんな感じです。続きも頑張ります💪 (2021年10月31日 3時) (
レス) id: a7df9901fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 王子が意外と白雪姫に甘々でキュンとしちゃいます💕更新楽しみにしています。 (2021年10月30日 19時) (レス) @page1 id: 127582e3c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：るびぃ | 作成日時：2021年10月14日 22時
