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#3-25 ページ26

第25話 ネバーランドへ

声の主は…

中間「濱ちゃん…」
村上「俺もおるで!」
重岡「村上さん!?」
藤井「あ。濱田の用事ってこれか。」
中間「記憶、戻ったのか?」
村上「おん!藤原くんとリチャードくんがな、ポーション作ってくれてん!大橋くんも脳トレ手伝ってくれて、おかげさまでこの通り!やからさ、崇裕も連れてってくれ。崇裕にとっては息子と孫やから。それと、ガイドもいるやろ?ほれ。シャキッとせぇよ!」

手荒く背中を叩かれて出てきたのが…

重岡「おまっ!!フック!?」
中島「てへぺろ。」
重岡「何がてへぺろや!濱田のこと殺そうとしたやないか!!!」
中島「なんと言うか………恨みが記録更新されたって感じ?」
重岡「なんやそれ?」
中島「大阪でお前に縛られてからさ、最初は大倉が助けてくれたと思ったわけ。そしたら、西畑の拘束の仕方は手荒いし、魔法の豆はどこやとか、中間淳太を殺せとかハチャメチャ言いやがって、あの二人俺を人として扱わないわけ!!そこで気付いたよね。ルンペルシュテルツキンの恨みにはまだ筋が通っていたって。」

おいおい。
俺を殺そうとしたやと?

中島「俺は嵌められただけ!俺は中間淳太に殺意は無い。……それに、キミタカに裕って名前を授けたのは俺だから。」
濱田「なんやて!?」
中島「まさか、アンタの息子とはな。ロストボーイだったところを助けて航海士にしてやったのさ。途中で喧嘩別れしちゃったけど。」
重岡「やから、海賊船の操縦が出来たんか。」
中島「ネバーランド、行く人!」
重岡・中間・小瀧・藤井・濱田「「「はい!」」」
中島「さっそく出航だ!」



横山side

「あの…大丈夫ですか?」

目が覚めるとここは海辺。
いや、湖?

「……もしかして、重岡さんの知り合いですか?」

どうしてそれを!?
なんでエマのこと知ってんねん!?

道枝「ミチエダ国の駿姫と申します。以前、ここノストス湖で助けていただいたんです。」
横山「ノストス湖…ここはおとぎの森か!?」
道枝「ご存知なんですね。」

俺は元の世界に帰って来たって訳か…

横山「ここから、ルンペルシュテルツキンの屋敷は遠いか?」
道枝「いや、そんなに遠くはないですけど…」
小島「険しい山道なのでおひとりでは危険です。我々もお供します。」

いや、そんな初対面の人にそんな手厚くされても……

長尾「重岡さんと白雪姫には、瀕死やった僕を救っていただいた御恩があるのです。」

エマ…すっかり勇者やん。
愛しい人の活躍を知れて、ちょっと嬉しくなった。

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るびぃ(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます!王子と白雪姫は離れていた期間が長い分一緒にいる時は激甘になっちゃう、そんな感じです。続きも頑張ります💪 (2021年10月31日 3時) (レス) id: a7df9901fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 王子が意外と白雪姫に甘々でキュンとしちゃいます💕更新楽しみにしています。 (2021年10月30日 19時) (レス) @page1 id: 127582e3c7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るびぃ | 作成日時:2021年10月14日 22時

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