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第24話 夢で逢えたら
中間side
濱田「さぁ、陛下。いつでもどうぞ。」
中間「わかった………いっ」
俺は智洋の代わりに、眠りの魔法に掛かった。
しかし、俺が行った先は炎に包まれた部屋やなく、
昔住んどった城の庭やった。
「必ず成功させる。俺を信じて！」
手にはリンゴが1つ。
声の主の顔がボヤけて見えない。
「さぁ、リンゴを頭に乗せるんや。」
言われるがまま、リンゴを乗せる。
「いくで！」
その人は、俺目がけて弓を引いた。
アカン！
死ぬ！
中間「はっっっっっ！」
目が覚めると、濱ちゃんの店。
あ、そっか。
糸車の魔法を掛けようとしたんやった。
智洋「パパ、眠り姫に会えた？」
中間「いや………」
濱田「悪役には効果無しってとこか？」
中間「失礼な！」
あの人、誰やったんやろ？
信じたら何が起こったんやろか…
村上「ほんなら、ぼくぅ？」
藤井「……いや、俺が行く。俺は、二人の家族やから。」
こうして、今度は王子が糸車に指を刺した。
◇
藤井side
暗闇の中。
俺も智洋が言ってた所には行けへんのやろか？
目の前の扉を開けた。
藤井「うっっっわ、熱っ。」
熱すぎひん？
智洋、これ2回やったとか根性あり過ぎやろ。
炎を掻き分け、奥へと進む。
すると………
「神山くーん！神山くんおるんやろー？」
聞き慣れた声がして先を急いだ。
小瀧「神山く………ん、え？流星？？？」
やっぱりそうや。
声の主は眠り姫ではなく望やった。
小瀧「どうしてここに！？」
藤井「糸車。魔法で眠ってる。」
小瀧「流星………会いたかった！！！」
お互いに抱き締めようとするも、夢の中やから触れることが出来ない。
小瀧「あっ…せや。大事な話があんねん。」
藤井「何？」
小瀧「マルコ妃がこっちにおって、ストーリーブルックに来たがってる。」
藤井「はぁ！？」
小瀧「何かを企んどるんやないか？ともかく危険や！」
藤井「わかった。伝えとく。」
小瀧「あとな、魔法の豆を取ってきたんやけど、干からびて使い物にならへんねん。ゼペットのおっちゃんに復活出来ないか聞いてもらえへんか？……あぁぁ！熱い！もうアカン！ごめんな！」
こうして望は消えていった。
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るびぃ(プロフ) - 渡海さん» ありがとうございます！グループらしさを出したくてハルカスを選んでみました！ (2021年10月31日 3時) (
レス) id: a7df9901fc (このIDを非表示/違反報告)
渡海 - 更新お疲れ様です！巨人をあべのハルカスに例えるシゲが、センス抜群でめっちゃ面白かったです。これからも楽しみにしております!! (2021年9月28日 12時) (携帯から) (レス) id: f6711a1d35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るびぃ | 作成日時：2021年9月17日 13時
