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第12話 釈放
重岡side
先客は妙に落ち着いとった。
丸山「俺は、丸山隆平。君らは?」
重岡「重岡大毅。」
小瀧「小瀧望です。」
丸山「まぁ、揃いも揃って囚われの身かぁ…」
する事無いねんなぁ〜とあくびをする丸山さん。
しかし、事態はすぐに動いた。
「若者二人、釈放や。」
小瀧「え?なんで?」
「身元を証明出来るやつが現れた。」
俺、この世界でそんなコネ無いで?
「よっ!白雪姫!」
小瀧「…え?…え!!コージやん!」
向井「ご無沙汰しております。姫様。」
のんちゃん、コネあったー!
重岡「だ、誰?」
小瀧「衛兵やった、ムカイコージ!」
向井「…この方は?」
小瀧「あの時、お腹におった娘!呪いで息子というか友達になってもうたけど。」
そう言うと、いきなり背後から抱きついてきたのんちゃん。
重岡「ぐ…ぐるじぃ、のんちゃん……」
小瀧「あ。ごめん。しげって呼んであげてな!」
向井「よろしくっす。」
重岡「よろしく…んあー、暑苦しい!」
やっとのんちゃんから解放された。
小瀧「コージ、ホンマにありがとう。助かったわ。」
向井「お役に立てて光栄です。」
重岡「しっかし、外に出れはしたけど、元の世界にはどう戻ったらええんや?」
小瀧「…ん?待てよ?」
何かに閃いたのんちゃん。
小瀧「城!うちの!もしかしたら、あの日エマを送った扉が残っとるかもしれん!」
それや!
のんちゃんGJ!
小瀧「善は急げや。すぐ行くで!」
向井「かしこまり〜」
重岡「おい。この衛兵、軽すぎやろ!」
こうして、3人はかつて白雪姫と王子が暮らしとった城を目指した。
小島「…姫、行きましょう。」
道枝「………………」
駿姫たちが尾行していたことも知らずに。
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るびぃ(プロフ) - 渡海さん» ありがとうございます!グループらしさを出したくてハルカスを選んでみました! (2021年10月31日 3時) (レス) id: a7df9901fc (このIDを非表示/違反報告)
渡海 - 更新お疲れ様です!巨人をあべのハルカスに例えるシゲが、センス抜群でめっちゃ面白かったです。これからも楽しみにしております!! (2021年9月28日 12時) (携帯から) (レス) id: f6711a1d35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るびぃ | 作成日時:2021年9月17日 13時