#2-37 ページ38
第37話 行方不明
俺は海賊、中島健人｡
ケンティーって呼んでも良いよ｡
失った右手の変わりに付けているフックのせいか、
フック船長とも呼ばれている｡
中島「ほら、見えてきたよ!ストーリーブルック｡ってかさ、なんでそんなに自分の娘に会いたいわけ?」
丸山「あの子の味方になりたいだけさ?ジュンちゃんは私の宝物やもん｡」
◇
重岡side
おい……
小瀧「流星ぇ〜｡」
藤井「望｡」
朝っぱらから何見せられとんねん……
重岡「いちゃつくなアホ!服着ろ!目のやり場に困るわ!!」
そりゃな、二人は向こうで夫婦やったかもしれんけど、
今はどっちも男やし、なんなら俺の親ってことやろ?
情報が多すぎて頭パンクする…
ｶﾞﾁｬ
智洋「みんな、大変や!一大事!…ﾌｧｯｯｯｯ!?」
重岡「見たらアカン!……だから、早ぉ服着れや!」
藤井「はーい｡」
小瀧「ところで神山くん、一大事ってどうしたん?」
着替えながら呑気に話し掛けるのんちゃん｡
智洋「安田先生がおらんねん!」
重岡・小瀧・藤井「「「えぇぇ!?」」」
町立病院に駆けつけると、忙しなく安田先生を探し回る人達｡
重岡「藤原くん!」
藤原「あ！重岡さんと智洋くん!」
重岡「安田先生が消えたって?」
藤原「はい｡昨日、普通に日勤を終えて帰られたのですが…」
智洋「なぁ、ポンゴは?」
重岡「ポンゴ??」
あ、思い出した。
初めて時計台で会った時に連れてたでっかい犬か。
智洋「ポンゴは何か見てへんやろか？魔法が使えるようになったなら、ポンゴから情報が得られるかもしれん！…でもなパパ、昨日から具合悪そうやねん。」
重岡「昨日も途中で帰ったしな。」
藤原「その辺の魔法は、僕は専門外なもんで…」
重岡「…濱田しかおらんのか。」
アイツ気味悪いよなぁ…
すると、後ろから気配を感じた。
濱田「安田先生が消えたなんて、一大事やん。」
重岡「ううわぁ！本人登場！」
濱田「そんな驚かれるのは、良い気せんなぁ。」
智洋「なぁ、濱田さん！ポンゴが見たものを俺らが見ることは出来へんやろか？」
やめろ、智洋！
アイツに頼んだら、高くつくぞ！
智洋「村上さんがな。図書館の鍵ありがとうって。今度、2人でご飯行きたいわぁ〜って言うてたで。」
濱田「…わかった。ポンゴ連れて店においで。」
交渉成立！？
重岡「おまっっ、どこでそんな情報見つけてきてん！？」
智洋「美女と野獣。村上さんはベルやから、野獣の事がほっとけないんやで？」
智洋の本、そんなことも書いてんの！？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 90人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るびぃ(プロフ) - 渡海さん» ありがとうございます！グループらしさを出したくてハルカスを選んでみました！ (2021年10月31日 3時) (
レス) id: a7df9901fc (このIDを非表示/違反報告)
渡海 - 更新お疲れ様です！巨人をあべのハルカスに例えるシゲが、センス抜群でめっちゃ面白かったです。これからも楽しみにしております!! (2021年9月28日 12時) (携帯から) (レス) id: f6711a1d35 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：るびぃ | 作成日時：2021年9月17日 13時
